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Channel: 「新」経世済民新聞 »浅野久美(チャンネル桜キャスター)
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【浅野久美】オーレ、ニッポン!!!!

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From 浅野久美(チャンネル桜キャスター)

はじめまして

世の中への影響力が日本有数・・との呼び声高き人気メルマガに、この度、不肖私も参加させて頂き、大変光栄です。

『やわらかいノリでいいからね』
とのことでしたので、そこはそのまま素直に受け、
日記やつぶやきのトーンで、気軽に書かせていただいちゃいます。

何しろ、ブログもミクシーも拒絶し続け、いまどきは世界の首脳も使うメジャーツールのフェイスブックやツイッターでさえ、
なんだか面倒くさそうだ、の予感だけで二の足踏み・・・という『乗れていない奴』でありまして、
『いいね』の意味も最近やっと理解した身上なので、このような場はとても新鮮でありがたいです。

ちなみに、
『面倒くさそう』という予感は、
『凝ってしまったら大変なことになりそうだ』という予感・・・という意味ですね。

あ・・
そういえば、なんとなく避けてきた禁断の『進撃の巨人』なるものに、先日ひょんなことから触れる機会があり、
アニメに興味のない私もぐぐっと惹き込まれ、すっかりヤラレてしまいました。
『家畜』『安寧』などという一見バラバラの単語が合体するとどんだけの破壊力を生み出すのか・・・なんてことも思い知らされたわけですね。

最近は鶏肉を料理するときには
『皮はとても大切』と、むやみに捨てずに大事に扱うようになりましたよ(そこかよ)

ともあれまともな人間なら、巨大な相手に立ち向かい、命がけで戦うストーリーに魅せられないわけはありません。

『ハマってしまった』と表明したところ、三橋先生には『わはは、ざまあみろ~』という、あたたかい?
『ようこそ』の祝辞をいただきました。

さて、六十八回目の終戦の日を迎えました。

8月15日、参拝を終えた後、私は『頑張れ日本全国行動委員会』(代表 田母神閣下)の『英霊に感謝する国民行進』で、今年もアナウンスを勤めてまいりました。

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ボロボロに搾取されるアメリカ国民たちの哀れで悲しい現実。
日本人が今、やるべきこととは・・・・

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とは言っても、この行進ではもちろんシュプレヒコールなどはせず、
ボリュームを抑えた『海ゆかば』のフレーズの間に行う、ご挨拶のアナウンスのみ。
ただひたすら粛々と、半旗日の丸を掲げた皆さんとともに静かに歩く・・というシンプルなものです。

誰も声を上げずとも、英霊を敬う方々の想いは共通ですね。
そしてとりわけ今年は、気のせいか、参列されている方々のお顔が、ここ数年よりぐっと上を向いていたような気がします。

600~700の日の丸が一同に揃い、堂々と青空にはためく光景は、もの言わぬ行進にも拘らずド迫力。
それはそれは胸が痛くなるほどです。

沿道の方々の声援も、回を重ねるごとに劇的に大きくなり、さらに広範囲にわたるようになりました。
今年も老若男女、実にたくさんの人たちから『ありがとうございます』『ご苦労様です』と、絶え間なく拍手や声がかかりましたよ。
自前の国旗を振って笑顔で呼応してくださるご家族や、背伸びをしながら大きく両手を振る青年たち・・・
また、涙を流しながら、行列に向かってただ深々と頭を下げられる老夫婦もいらっしゃいました。
頭を下げるのはこちらの方です。

国を護るために散華された先人たちが、私たち後世に託された想いとは何だったのか・・・
毎年この瞬間、仲間や沿道のみなさん、参拝をされるみなさんと一緒に再認識させていただきます。
感謝の心を合わせ、共通の周波数があってこそ私たちに聴こえる声・・・・この声が、先人たちに顔向け出来る日本をつくる、最も大きな一歩であると信じます!!

すみません。
少しハナイキが荒くなってしまいました。

一般的な場所で国旗が集まる場面といえば、スポーツの会場でしょうか。
私は自称『けっこうなサッカーファン』なのですが、特に代表試合のスタジアムでは、選手入場のアンセムに合わせ、ゴール裏エリアがすっぽり隠れる巨大な日章旗が頭上を拡がって行くことが度々あります。
それをバンザイのスタイルでサポーターたちが支えて動かすわけですが、あれ、恐らく日本でも最大級の日章旗だと思いますよ。
あれこそ、プレイをする側と応援をする側が一体となってニッポンを背負う瞬間なのですね。
ま、私たちは布に隠れてその時は何も見えないワケですが(笑)
いずれにしても、不気味な暗殺者の垂れ幕やら珍妙な横断幕を出すようなどこかの国のサポーターとは、はっきり言ってスポーツ精神のステージが違います。

サポーターは、代表・Jリーグなどに関わらず、
現地スタジアムに乗り込み声援を送ることを、『観戦』でも『応援』でもなく、必ず『参戦』という言葉を使います。

ニッポン愛 チーム愛 地域愛 仲間意識 当事者意識 代表意識・・・
金にも得にもならないのに『参戦』のために犠牲を厭わず犠牲と思わず。あとは選手を信用したら思い切り託して応援をする。
そんな人たちがゴール裏で日の丸やチームフラッグを振っているのですね。
そして、勝った時には『お疲れさま』ではなく『ありがとう』と選手に声をかける、というわけ。

なんだか少し政治の世界に似ていませんか。

サッカーのニッポン代表にはここ数年、アウェイでも怯まないメンタルがやっと身についてきたと言われています。
政治の世界でも、ホームはもちろん、アウェイに於いても強いパフォーマンスの手腕を発揮してくれる、日本力がバリバリ全開(古い)の強気な政治家たち・・・
そんな代表が求められますね。

オーレ、ニッポン!!!!

次回は
尖閣上陸のお話にしようかな。あれからちょうど一年になりました。
いまだから話せるあんな話こんな話・・・・があるかもです。

厳しい暑さが続きますが、みなさま、お元気によい夏を!!!

PS
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【浅野久美】尖閣にて

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From 浅野久美(チャンネル桜キャスター)

ほぼ一年前の8月19日。日曜の朝7時すぎ・・・

沖縄県尖閣諸島の魚釣島に上陸し、私も日の丸を振ることが出来たのは、いくつかの背景が重なって得た機宜によるものだったと思います。あとは『闘魂』のボルテージが瞬時にアップした・・・とでも言いましょうか。

すでに10回めとなる『頑張れ日本』の集団漁業活動、さらに大東亜戦争下に尖閣で遭難された方々に対する国会議員・地方議員・有志国民による船上合同慰霊祭・・・その様子をレポートするのが私の任務。そして当初の出発予定は7月末でした。

もちろん、仕事とはいえ夏の沖縄県に行かれるのは心が華やぐものですが、それまで漁船での尖閣行きを経験した先輩たちからは口々に、
『まずはひどい船酔いとの闘いですよ』
『ほとんどダウンしてた。辛かった』
『揺れて起き上がれないと思う』
『とにかく命がけ。ああ、思い出すだけでも・・ふう』
などと、それぞれが大きな身振りでいかに苦難が待ち構えているかをアピールします。
さらに私もその船上の無慈悲な場面のレポート映像は繰り返し観ていたので、自分はやるべきことを無事にできるか・・というより、醜態をさらして迷惑をかけたら・・なんて、少々不安にもなりましたよ。
とはいえ、先輩方は『しかし行ってよかった』『間近で見る尖閣、感激するよ~』『国防意識が高まるぜい』と、異口同音の好ましいコメントに至るので、あとは天候が穏やかになるよう運を任せるのみ・・と少しずつ諸々の準備をしていました。

中国公船の『海監』やら『ウオマサ(漁政)』が接近した時の対処云々より、意外にも『船酔い』・・とりあえずこれが最初の敵だったりしたわけなのですね。
私も相模湾で育ったので、海の怖さはある程度は身にしみていますし、釣り船・客船問わず何度も乗船の経験はあります。しかし波が荒れた時のアレ・・・あれはほんと、いや~な予感とともにやってくる魔物のような現象ですね。それまで自信満々だったのに、徐々に胃袋を鷲掴みでぐしゃぐしゃと弄ばれるような上下左右の刺激。うーん、ヘビーな二日酔いでまっすぐに歩けない後悔の朝・・・まあ、あれの10倍くらいの悪夢心地と言えましょう。いずれにせよ、船酔いはできれば何度も経験したくはない『うっぷ』な非日常の感覚ではありますねえ。

しかし、そんなことは言っちゃいられません。行き先は他ならぬ尖閣なのです。

実はここだけの話ですが(小心者がバレるので今まで誰にも言っていないのだ)私は船酔い防止のために、出発が決まった日からこっそりとプチトレーニングをしていたのです。そしてこれがなんだかやたらに効果があったようで、その間、日々の二日酔いまで軽く済んだ、というおまけつき・・・なので、近々悪天候で船に乗る予定の方がいたらぜひ参考までに。もちろん、あくまでも自己責任で(笑)

ちなみに私の自己流酔い止めトレーニングは
1、日課であるジョギングのスピードを落とし距離は延ばし、心持ち頭を左右に揺らしながら走る(その際、顔から笑みは必ず消すこと。間違ってもIpodに合わせて鼻歌などは歌わない)
2、近所の公園。ブランコに座り、わざと多方向に振る。その後、立ってしばらく緩急つけて漕ぐ(なるべく人目のない夜の公園で)
3、『でんぐり返し』と『逆でんぐり返し』を朝晩数回(『逆』はまさに『アタックNO1』の回転レシーブ的な)
4、駐車場や道路で細身の縁石をみつけたら、平均台のようにスッスッと渡り歩く(なるべく下を見ないで。そしてなるべく一人でない時にね)
5、食事前に、目を閉じて3回転、反対に3回転(炎天下のスイカ割り的な)
6、腹筋と踏み台昇降をそれぞれ毎日数回(特に意味なし)

そんなこんなで、いよいよ数日後に出発・・・という段になったのですが、予定されていた7月下旬の出発はなんと台風の接近で急遽延期。そして尖閣行きの日程が変更されました。それが8月のこの日なのです。
でも、トレーニング?のおかげですでに不安は解消。強いて言えば、たまに押し寄せる別の『敵』への武者震いくらい。
たとえ顔面蒼白でカメラに向かっても、船上で這いずりながらでも、なんとか島の手前ギリギリまでアクセスし、我が国境の愛すべき島を全身全霊で感じたいと考えていました。
目視による小さな発見であっても、それは紛れも無く貴重な情報であるはずですよね。ヤギの姿やら真夏の山肌の色、砂は白っぽいのか、また、空気の流れや匂いはどうか、島からはどんな音が聴こえて来るのか、ヘリポートはまだ作れるのか、船だまりはどうだろう・・・知りたい事は尽きません。

なにより出発が延期になったおかげで、終戦の日に英霊のみなさまに『行ってまいります』とお伝えすることが出来ました。
早朝から参拝客の絶えない8月15日の靖国神社・・・しかし!そんな中でした。あいつらがやりやがったわけですね。
よりによって、日本人の心の真ん中にある最も大切な神聖なる想いをわざわざ踏みにじるかのように、香港の活動家と称する侵入者5名が我が国領土である尖閣の魚釣島にズカズカと上陸したのです。
彼らがドヤ顔で振っている五星紅旗の映像を観て、さらに怒りがこみ上げてきました。
あまりの怒りに後頭部がツンときたので、本気で鼻血が出たのではと指で確認したくらいです(怒苦悶)。

『 あんの※○×÷∞≠√¥&(ヘイトスピーチ)どもめっ!!!!  許さん。 なんとかしてあの場所に塩を撒いて清めたい』・・・ええ、まともな日本人なら、誰もがそんな気持ちになりますよね(なる、と言ってください)。

そうなんです。『闘魂』の直接要因となったのがこの事件でした。

この続きは次回に・・・・

【浅野久美】中韓の「五輪」妨害を撃破

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From 浅野久美(チャンネル桜キャスター)

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●月刊三橋最新号のテーマは「尖閣沸騰」。

無料音声「尖閣“侵略”問題」を公開中。
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・対日強硬姿勢で中国が陥ったジレンマとは?
・なぜ、日本は優位なカードを手に入れたのか?
・武力衝突の可能性は?
・自衛隊は人民解放軍に勝てるのか?ー他

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まずは『招致ましておめでとうございます』・・・
いや、『ゴリンまして・・・』ですか。いやあるいは『あっしょ(圧勝)まして』・・・
ん?つまんないですか・・・・とにかく、日本中が歓喜に湧いた日曜の朝からすでに数日・・・あれこれ想い巡らせては、後からじわじわと湧き上がる五輪の夢にふと空を見上げたり、
一方では冷静な現実ウォッチの声などもキリキリと響き、ほお・・と足を止め、弱った蝉の声やらコオロギの羽音に聴き入ってみたり・・・と、
それなりにメリハリのある小さな秋を楽しんでいる浅野です。とりあえず『消費税増して・・・』とはならないように今は祈るばかり。

とはいえ興奮状態は収まりつつあっても、やはりスポーツファンとしては『七年後』という、近くもなく、そんなに遠い先でもない、手の届くちょうどいい頃合いにビッグイベントがあることは素直に嬉しいです。七年って・・・生まれた子供がご入学となるくらいの年月なのですよね。大丈夫。なんとかなりますって!(ざっくり感が鼻に突いたらすみません)

猛暑続きだった夏、しばらくは『ま、それなり』レベルからなかなか脱却出来なかったわたくしの『happy指数』のグラフも、
この喜びで、まだまだ上機嫌マックスを打ったままでございます。

東京の積年の夢だった招致が叶い、さらにその先の大きな夢を日本人全体で持つことができる。それも確実に実現できるはずの夢・・・ってことはですよ、七年後の本番で、我が国らしい立派な『お・も・て・な・し』が出来るように、国土の強さだけでなく、我々国民も『さっすが日本人』『やるやるとは聞いていたけど、まさかここまでとは!』と高く評価していただけるよう、『日本力』アップの準備をしてその日を迎えたいものですね。
語学や各国事情のお勉強などもストレートに有用ですが、何よりも、日本のことを自分たちがよく理解しておかなければ、自信をもってアピールなど出来やしません。まずは我が国の歴史や伝統を、子供だけではなく、オトナが勉強することはすごく大切だと思います。
これを機会に、長年に渡って刷り込まれた誤った歴史観はしっかりと糺し、日本人の正確な認識として共有することは何より必須ですね!!
忌まわしい嘘八百の南京事件や強制連行の歴史などは、今こそ根こそぎ消滅させるべきなのです!!

・・・・
すみません。またハナイキが荒くなってしまいました。

ところで、
高円宮妃久子さまや滝川クリステルさん、パラリンピックの佐藤真海さんのスピーチの美しさ、しなやかさはどうでしょう。頼もしい姿があまりにまぶしくて誇らしくて、私は禁断の結果発表前なのに、朝からシャンパンを開けてしまいました(結局そうなります)。
『花を添える』どころか、彼女たち自身が大輪の花そのものの風格でしたね。とにかく日本のプレゼンテーシションは図抜けていました。

あの時点ですでに、もはや結果はどうあれ、我が国が今まで失っていた大きな心の遺失物を取り返したような気持ちになったのは、私だけではないと思いますよ。そして、
委員やスタッフのみなさんが涙で喜ぶ姿からは、この結果を出すまでにどれほどの厳しい道のりがあったのか存分に伝わってきました。
石原前都知事のこれまでの御尽力にも、大いに敬意を表し感謝するべきですね。

それにしても、
知性とエレガンスを身につけている大和撫子からは、日本語だけでなく、フランス語や英語でスピーチしてもやはりそのたおやかさはきちんと伝わるものなのですね。
もちろん、笑顔や所作含め、普段から自然に美しい日本語を話しているがゆえのことだと思います。

決めました。私もこれからはきちんとした美しい日本語を心がけることにいたします。
『ざまみろぱーか』なんてはしたない言葉はもってのほか、もう口にはいたしません。
何しろ、世界で最も注目される国民になったのです。品格優先。品性第一。
まずは、言動や身のこなしを磨き上げ、和服だってその頃にはササっと素早く着られるようにしておきたい、なんてことも宣言してしまいましょう。

ところで、ロゲ会長の発表があった瞬間の、現地や日本各地の揺れるような喜びを、テレビでは日曜の朝らしく、終始明るいお祭りムードで伝えていました。
そうそう、テレビとはこういうものじゃん・・・と、さらに盛り上がりたい気持ちでうるうるしながらチャンネルを換えてみると、
なんと! そこには鎮魂歌が聴こえてきそうな、むやみやたらに沈んだ空気の番組が出現!!
おおっ、日曜名物、赤のサカス(我ながらうまい!)こと『サンデーモーニング』じゃないですか。
日本中が大喜びなのに、コメンテーターたちがため息ついたり怒っていたりするのは何故でしょう。(冗談抜きで、失礼ながら、一瞬どなたかが亡くなったのかと思ってしまいました)
関口宏の総理への中継のやりとりでは、あまりの無礼で尊大な態度に思わず爆笑してしまったくらいです。

まるでどこかの反日国の地団駄番組のようですね。そういえば、中国は祝意も伝えず、ということですし、お祝い?に、国籍不明の飛行機までも領空をうろついているそう。
『ボイコットも辞さない』などと叫んでいる韓国の新聞もあるそうです(無理に来なくていいですから・・・てか、絶対来るな!・・ぢゃなくて、えと・・どうぞおいでにおなりにならないでくださいませ)

日本に対し執拗なまでの招致妨害を仕掛けていた二国には、その卑屈なマイナス思考っぷりに改めて呆れました。パククネ大統領に至っては、日本のプレゼン直前のタイミングに合わせたかのようなネガティブアタック活動・・・。そうそう、いつも思うのですが、あの方って、本来はにこやかでいればそこそこ美熟女だと思うのですよ。お肌もなかなか。でも、しわ取りプチ注射か何かしていらっしゃるせいでしょうか・・・

目が笑わない無表情なお顔で、千年先まで『うらめしや~』だの『認識や~』と言われてはね。寝ても醒めても反日反日。でもね、失敗してますよあなた。そんな卑屈な大統領が尊敬されるほど、世界では韓国方式は通用しません。ロビー活動が苦手とされていた日本が今回成功をおさめたことはますます悔しくて恨めしくて仕方ないのでしょうか・・・

2020年。東京オリンピックは、必ず成功して、日本は改めて世界に認められるとびきり素敵な国になるのです。
日本愛を取り戻した日本国民をナメん・・・・ぢゃなくて、おナメになられてはいけませんでございますよ。
(ばーかばーか)

あ、
『尖閣にて その2』は次回に

PS
追い込まれた中国共産党。尖閣開戦の可能性は?
http://www.keieikagakupub.com/sp/38NEWS_SAMPLE_SENKAKU/index_mag_sl.php

PPS
よいこのみなさんに、チャンネル桜の視聴を薦めよう
http://www.ch-sakura.jp/1012.html

【浅野久美】尖閣 その2

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From 浅野久美(チャンネル桜キャスター)

今日、微かにキンモクセイの香りをキャッチしました。
いよいよ本格的な実りの秋ですねえ。しかし、我が日本は『実り』に向かって進んでいるのかいないのか、なんだかよくわからない今日この頃・・・眉でも剃ってグレたくなるような憂き憂きウォッチンな気分・・・ではありつつも、とりあえず週末なので、今日もポップめに行きたいと思います。

そうそう。話が途中になっていた尖閣関連レポですね。

(尖閣 その1は、こちらで!
⇒ http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/08/17/asano/    )

出発前の船酔い対策は以前お伝えしたとおりですが、さらに、今日は持ち物準備編ということで・・(すみません。なかなか上陸できませんね)

装備や注意事項に関しては、『用意すると安心グッズ』を、漁業活動の先輩方がリストアップして下さっていました。
当日テキトーに荷物を詰めるだけのバックパック旅行とは違い、大大雑把な自分にしては少々悩みながら、準備に丸一日かけたのですよ。釣った魚を船上で食すならばアレ必須、万が一、中国船と対峙したらコレ必須・・・・とか、すでに自分のテンションの荒波に酔ってしまいそうな勢い。ま、出発前の想像力などはそんなもんですよね。
バナナはおやつに含まれません・・的な(笑)

先輩たちが勧めてくださったアイテムは、まずは船上でスベらない靴です。
とにかく漁船は揺れるので、滑って転んで頭を怪我するだけでなく、そのまま大海に放り出される危険もあり(サメもいるらしいのよ)
ゴム長靴がベストとのことでしたが、長靴は嵩張るし・・・羽田行きのモノレールから履いて行くわけにもいかないので、私はいつも愛用しているごっつめのブーツで地上からそのまま乗り込む事にしました。
靴にこだわる方はご存知の、レッド○ィングのアイリッシュセッター・・重い皮革のやつですね。これはデッキで滑らないだけでなく、上下左右に揺れる状況ではずっしりと安定感があって歩きやすかった。結局、終始バランスボール状態の船上では大正解でした。あくまでも船上ではですが。。

そして、手袋。
狭くてほぼ剥き出しの船の上。移動の時は手摺や船体のフチにしっかりと?まるのですが、これも波しぶきで濡れているので釣り用のグローブを用意されたし、とのことでした。
しかし、専門の手袋を購入しても日常で用途もなさそうなので、100均ショップの園芸用の手袋で間に合わせました。これは100円とはいえ、指の部分に適度に滑り止めがついていたので充分でした。ただし、船上ではですが・・・。

そして、コレ重要。南の海、強い日差しを避ける帽子や日焼け止めも必須アイテムです。特に、私のようなベテランの『女子』? には紫外線は何より大敵。
紫外線・・『紫』ですよ、女性のみなさん。むやみやたらに怖いっすね~
国の内外に蔓延る赤の共産勢力などよりも、隣の国の黒社会の地下勢力ごときよりも、全地球に襲いかかる紫の威力! これはオトナの女性にとってはなにより恐ろしい敵なのだ、と申してもかまわないでしょう!(きっぱり!)

で、いざ『紫害戦』出陣となるわけですが、しかし、海上の強い風では帽子も当然飛んでしまいがち。出来ればツバ広のものにしたかったので、ストラップが長く、しっかりと首に縛り付けられる、草むしりのおばちゃん的なものがよい、と思い、昨年通販で買った、目深にかぶると目の辺りに透明プラスティックの小窓がついている、というハイテクな帽子に決定しました。
結果、キャップに比べて飛ばされもせず、これも正解でしたよ。船上ではね。

そして、『絶対に焼きたくない人のために』という、魅惑的なサブタイトルがついていたSPF50の強力な日焼け止めも、船上ではとても頼りになりました。
何しろ、すでに何度か取材に行っているディレクターさんたちの、長時間太陽に晒されたお顔が、二重にズル剥け状態になっていた様子はさすがに直視出来ませんでした。
それからは、覚悟を決めながらも少々ビビっていた私です。
同じく何度もレポートしている葛城奈海さんは、何故いつも色白美肌なのかも謎ですが。やはり女優さんだからかな、特別な強い肌細胞を持っているに違いない。

そしてさらに、防水ウェアもリストアップ。シブキで全身ずぶぬれになったり、風で冷えての低体温を避けるためのウインドブレーカー、そして防水パンツだそうです。

で、ウィンドブレーカーは、実家にあった古いものを探し出し持参。これは、7~8年ほど前に、山岳民族の雲南省ハニ族の棚田村取材で使ったもので、毒虫からもスコールからも樹木や草のかぶれからも守ってくれた丈夫なものなんです。

ただし、パンツは先輩から『ウエストのきついものや、ベルトでしめるものは酔いやすいからダメ』とアドバイスがあったので、
これだけは新調しようと思い立ち、アウトドア用品で有名なモン○ルの店でチョイス。なるべく緩めのもの・・・ということから、わざわざウエストはゴム、そしてメンズのLサイズにしました。

それにしても、登山用のものは本当に高品質。
「カラーもええでしょ。万一遭難しても救援ヘリからむちゃ目立つで~」と、昔、自信満々に語ってくれたのは、そのモン○ルのT野社長。かつて、T野さんとは東チベットヤルツァンポ河のドキュメンタリー番組で一ヶ月ほどご一緒したのですが、その後、このブランドには度々お世話になっています。
外からの水分は一滴も通さない、スペシャルな素材と縫製の防水機能のパンツ。さすが日本の商品。
そしてもちろん、船の上では何の問題も無く完璧でした。ええ、船の上では。

さらに、忘れていたけど一応レポーターなので、資料やらメモの類も用意。サングラス・栄養補給の『SO○ JOY』(何故か水島社長の強いお薦め)などなどリュックに詰めこんでこれでおしまい。
尖閣取材の先輩でもある佐波優子ちゃんにメールでアドバイスを受け、最後の酔い止めトレーニング『逆でんぐり返し』をしてノルマ完成です。

その夜、テレビのニュースでは、魚釣島に不法上陸した香港の活動家たちが、釈放・強制帰国になるというニュースを流していました。
彼らが海保の隊員に向かって、煉瓦を投げ付けて抵抗していた、という事実も知りました。

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2013年8月18日(土曜日)
沖縄県の石垣市にて。尖閣に向かう『船上慰霊』と『漁業活動』の船出当日。

事前の打ち合わせや現地準備が終わり、石垣の漁港出発の時間まで急にぽっかり時間が空いたので、部屋で仮眠でも取ろうかと思っていたところに、
乗船メンバーのひとり、伊藤祐靖さんが、万一の時のためにモヤイ結びやら護身術やらを実演で教えてくれるという情報をキャッチ。

かつて海上自衛隊特殊部隊の精鋭だった伊藤さんから、直接のミモヤイ講座!!
ということで、早速、荷物部屋にもなっていたお部屋に伺うと、すでにメンバーのおひとりKさんが、伊藤さんの手によって、みるみるロープでぐるぐる巻きになっていくところでした(笑)。
お昼寝モードからすっかり眠気も醒め、私も、いつしか奇声を発しながら積極参加。
瞬時に味方とボディが繋がるロープ使いの様々な技術の他にも、相手の急所を抑えるプロのテクニックなども披露していただき大感動。
ご存知の方も多いと思いますが、伊藤さんは、北朝鮮のスパイ船に忍び込み、敵を捕獲した経験なども多数有するプロ中のプロ。
出発前に凄いものを見せていただきました。
にしても、あっという間に身動きが取れなくなる魔法のようなロープ術。
どーでもいいことですが、私はいわゆる『縛られ好き』の方々の心地は微塵も理解出来ない、どちらかといえば反対側の極なんですけど、(こういう話題、堅いメルマガではまずいのかな)
M界の方たちから見れば、あれはきっと垂涎の空間でございましょう(笑)。プロの捌きを目の当たりにして、人によっては浪漫と想像に満ちあふれた甘美な空間になったはずだ・・・などと・・・(この辺でやめときます)。そのくらいお見事だった、というわけです。

そしていよいよ出航直前。港で海保の臨検を終え、続々と船に乗り込む領土議連の国会議員さんや地方議員の面々、そして一般参加のみなさんへの短いインタビューなどを終え、
20時過ぎ、我が『第一桜丸』も無事に尖閣に向けて出航しました。
石垣の港は、ふるさとの相模湾の港よりも匂いに丸みがあるというか、塩の刺激をあまり感じないのが印象的。そう、甘みのある潮気・・そんな風が鼻先にまとわりつきます。
そしていつしか、湿気でまったりとしていた風が徐々にさらさらと肌を滑るようになる。
真夏の航行、しばし夢心地の快適な時間でした。そして、デッキに仰向けになって3時間ほど進むと、海の上はこれ以上ないほどの暗闇と星空。

かつてモンゴルの草原やウイグルの砂漠で見た星とはまた違う、垂れ込めるような濃密な星空。
同じ船には、チャンネル桜の水島社長、北村カメラマン、伊藤さん、そして『正論』の上嶋さんと共同通信の原田さんというメンバー。
社長曰く『いままでにない静かな海』とのこと。

朝、4時過ぎ。うとうとしていると『着きましたね』という北村カメラマンの声。ぼんやりと青黒い、濃淡のシルエットの隅に小さな灯台の灯あり。あれが紛れもない魚釣島!!!

そして、幕が上がるような急激な夜明けとともに、初めて対面する尖閣諸島がくっきりと現れたのです!!
感動!!・・・
感動? いや、ウソだ。実はあまり感動なんてしていなかったと思う。目の前にある、不法侵入されたばかりの我が国の大切な島。
前日の夜、ヒーロー面で記者会見をした彼らの映像も頭に残っていました。

黙っていた水島社長が口を開きました。
『浅野、泳げるか??』
・・・『?』・・・もちろんです、と答えたところ、『はい、ではそういうことで。あとは任せる』
・・・『は? はーい』・・・社長とは、私が小娘だった頃から20年ほどのつきあいですが、こういう局面に於いて、こういうざっくりした指示を出すのはよくあること。
とはいえ、『上陸しても良し』という意味以外には考えられない状況でもありましたが。

午前7時。すべての漁船が島の前に集まり、神職さんによる本格的な船上慰霊祭も無事に終えました。
国歌を歌い、そして、大正島、北小島・・・それぞれの漁船が、漁業活動に入るために再度バラバラになりました。

我が『第一桜丸』だけが、どこへも動かずにぽつんと残ります。
エンジン音もなく、しん、としていました。

そして、その時はやって来ました。
水島社長が、『上陸します』と一言言い残し、揺れる舳先から大きな音を立てて飛び込みました。
深く沈んで行く大きな身体。

いよいよ尖閣上陸です!

ということで、続きは次回に。

近所の方に栗を頂きました。今夜は栗ごはんとサンマのお刺身で冷酒かな。

読者の皆様も、おいしい実りの季節をお楽しみいただけますように。
秋の味覚は、ダイエットには含まれません・・・的な。
でも、あれこれ真面目に物思いにも耽る秋・・・
デフレ解消前の増税は、愛国には含まれません・・的な。

PS
韓国経済の恐るべき惨状とは? こちらの無料ビデオでお確かめいただけます。
http://keieikagakupub.com/lp/mitsuhashi/38NEWS_video.php

【浅野久美】お・と・し・も・の

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From 浅野久美(チャンネル桜キャスター)

街では早くもクリスマスソングが流れ始め、来年のカレンダーは並びスーパーではおせちの宣伝まで。
あまり先を見越す能力のない人間としては、感覚的についていけるのは来月の『ボジョレーヌーボー予約』くらいが限度なんですよね。
今年お初のワムのクリスマスメロディー、どうも気持ちが急いてしまうので、『だから一年が速いのよっ』と、毎年恒例の突っ込みを入れながら、わざと『ちいさい秋みつけた』かなんかを口ずさみながらやり過ごす今日この頃です。

一世を風靡した『お・も・て・な・し』スピーチの中に、『失くしたものがほぼ確実に戻ってきます』というフレーズがありました。
『え、それは言い過ぎかも』『オレ、財布返って来なかったもん』『日本人が拾うとは限らない』等々・・・
あの部分にだけは小さく手を振った方も少なくなかったのではないでしょうか。

私も、クリステルさんのプレゼンにはいたく感激しながらも、
あーそんなこと言っちゃったら、わざと財布落として日本を試すドッキリ取材陣がたくさん来日するかもよ・・・などと、本気で考えてしまいましたよ。

思えば、どんなに日頃シャキンとしたスキのない紳士も、注意力が高くて凛とした淑女の皆さんも、誰もが一度や二度は顔面真っ青になるような大きな失せもの経験はあるでしょう。
そしてそれにハッと気づいた瞬間の、『ああああああああああああ、やばい!!』という、全身の凍てつく感覚。

パニックの頭で『落ち着け落ち着け』と言い聞かせながら、どこで失くしたか懸命に記憶を辿ってみる。うー、あの状況や心持ちを思い出しただけでも、胸のあたりがキュッとなりますね(ハートのキュンではなく狭心症的なキュ( >_<))。

同時に、落とし物を拾って届けた経験だって、皆さんがお持ちだと思います。どうやら私は比較的よく拾うタイプみたいで、古いところでは、中二の夏、初めて友達と出かけた銀座四丁目付近の公衆電話。母に『今から帰る』コールをした時に見つけた赤い女物の財布でした。

ずっしりとしていたし、しかも大都会のど真ん中だったし(ちょい田舎の子なので、初銀座はドキドキなの)、しかも拾った物の中身を勝手に開けるのは罪になると思い込んでいた少女は、自分のバッグに入れるのもいけないような気がして、手に直接持って三愛ビル前の交番に届けて帰りました。
次の週末、落とし主が菓子折りを持って往復3時間をかけて神奈川県の田舎まで御礼にいらしたのを憶えています。おしゃれなお財布にふさわしい、都会的でキレイなお姉さんだった。

『中学生が届けてくれたと聞き、電話でなく直接お会いしたかった』と、深く頭を下げられました。(たしかこのお姉さんとはしばらく文通していた記憶もあり)その後も様々なものを拾いましたよ。

お財布やらバッグ、大事そうな茶封筒、システム手帳に携帯電話、化粧ポーチ、入れ歯・・・・店の中、路上や電車内、公園のベンチやトイレの洗面台・・・・
様々な場所で拾ったり届けたり、そして私自身も何かを失くしたり届けていただいたり。

ある時、150円が入ったキティちゃんのピンクの手帳兼財布を公園で拾ったことがありました。

小銭よりも、一緒に入っていたかわいいシールの膨大な束と数枚のプリクラ・・・これが、女の子にとっては(プリクラから察するに6~7歳)は150円のお小遣いよりも大事な宝物に違いない、と勝手に思い、公園では手がかりも無いので一応交番に届けました。もちろん、名乗るつもりもなかったのですが、聞かれるままに携帯の番号だけ残しておくと、
しばらくしてわざわざ『落とし主の手元に戻りましたよ』という警察からのご報告がありました。これね、なんだかすごく嬉しかったですよ。一見小さな出来事ですが、実はワールドワイドに見るとものすごく希有なことだと思いませんか?

落とし物をした子供が悲しむ姿を見て、多分、お母さんは不注意を叱り、公園に確かめに行った後に(娘と一緒がどうかはわかりませんが)警察に届けたのでしょう。とにかく、
子供用のおもちゃであっても、もしかしたら誰かが届けてくれるかもしれない・・・と、このお母さんは見ず知らずの他人に、良心の(或はおせっかいの)可能性を信じてくれたわけですね。
こんな素敵な可能性を信じられる国って、思えばなんとまあミラクル至極なんでしょうか。それが、金目の物であってもそうでなくても同じ事が起きる。

お子さんも、失くした物が再び手元に返ってくる喜びと同時に、小さな頃から日本はその可能性を持っている社会なんだ、ということを体感していくのですね。かつて、ある外国人の知り合いが、自分の国では、財布を落とそうが拾おうが、警察に届けることはまず100%ない!!と言い切っていたことを思い出します。

たまたま拾えるのはラッキーなこと、まして、他人のために手間ヒマかけてわざわざ警察に届けるようなムダをするワケもないだろ、とのこと。なので、自分が失くしても届けないさ、と笑顔で力説したのは、そこそこエリートでまともらしい部類の人物。さらには、拾った物をヘタに警察に届けたりすると、後から『1000元入っていた。おまえが抜いた!』なんて言われるのがオチ(あ どこの国かバレちゃった?)で、しかも、警察官がネコババすることもザラだ、というから驚きです。

いやはや、当たり前のように人の心に良心を望める国って、なんとミラクルなのでしょう(二回言ってみた)。あそうそう、何故こんな話をしたのかと言えば、実はつい数日前、私が失くした定期入れが届いている、と警察から連絡があったのです。
チャージのための5000円札も一枚挟んであったSuicaの入れ物。名刺が入っていたのでチャンネル桜に電話がかかったというわけです。当初、落とした場所はわからなかったけど、多分、湘南界隈の駅か路上かバスか海岸・・・ポケットからズリ落ちたことは確かでした。
でも、私には何故か必ず戻ってくるような確信があったのですね。
。何故か・・・・そりゃもう、わが故郷は正直者で親切な人が多いから。そして、ここが日本だから・・・なんだなぁ。警察によれば、その方は人気の少ない路上で拾ってくださったそう。

その場所を考えると、交番もすごく遠いはずなのに、わざわざ届けてくださったんですね。本当に心から感謝です。

ここはやっぱりミラクルの国(三回言ってみた)。
でもこのミラクルって、もしも7年後、グローバルチックに国境がゆる~くなって、『ニッポン』を持たない気さく過ぎる人たちでごちゃごちゃになってしまっていたら
・・・全然ダメじゃん。
それって、あたたかい『お・も・て・な・し』という言葉が、平凡な『ろ・く・で・な・し』になってしまうかもってこと?(言い過ぎ?)。

なかなか未来を見越すのは難しいけど、
一世風靡したこのキーワード、セピアにだけはならないよう、ミラクルのままきっちりと7年後を迎えたいと思います。

PS

秋の夜長はミラクルな放送局チャンネル桜を観てみよう
http://www.ch-sakura.jp/

PPS

日本がミラクルな一方で、韓国では今、自殺、放火、レイプが多発しています。

その理由とは?新聞・テレビの報道ではわからない、
グローバル経済の本質がそこにあります。http://keieikagakupub.com/lp/mitsuhashi/38NEWS_video.php

【浅野久美】ボジョレーより宮城一の蔵

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From 浅野久美(チャンネル桜キャスター)

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※キャンペーンは11/13スタート予定です

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『紅葉はじめました!』と張り紙をしたくなるような街路樹の変化に気づきつつも、
ボジョレーヌーボー予約は、奮発して3890円を一本にするか、それとも1980円のものを二本にするか・・・などとちっちゃいことを迷いながらその下を歩く、相変わらず言うこととやることの大きさが違いすぎる、小市民ならぬ小国民な今日この頃です。

さて、秋はスポーツイベントも盛りだくさんで楽しみも色々。
先週末から連休にかけて最高潮だったのは、
個人的には現国立競技場での最後のナビスコカップ決勝と三浦淳宏選手引退試合の方が本来はビックイベントだったのですが)
やはり、なんと言っても東北に大きな歓喜をもたらした日本シリーズでしたね。
心憎いことに、前日の逆転負けから翌日まさかのマー君登板と、最後まで息をのむような展開・・からの~ドラマチックな楽天優勝。
こうなると、野球好きでなかろうと、どこのチームのファンであろうと、あれほどの残酷な悪夢を見た東北の人たちが、心から喜びの涙を流している姿を見て異論のある日本人はいないでしょう。
(いたらころす)
どん底を味わった人たちにとって、踏ん張りや底力がきちんと形になるさまを目の当たりにすることが、どれほど大きな共有エネルギーになるか。
無償の小さな想いがみるみる集中して束になった・・・・どんなにすぐれた政治家でもなかなか作ることは出来ない、巨大な『一丸』が生まれたわけですわね。
やっぱりスポーツって素晴らしいのだ。
何より、応援には煩わしいノーガキや言い訳は一切要らない。そこがいい。

連休中にはあちこちで大学祭も開かれたようですが、
今年は久しぶりに東京海洋大学の『海鷹祭』をのぞいて来ました。

昔、『東京水産大学』時代には数回お邪魔しましたが、商船大学と合併してからは初めて。

日の丸と校旗はためくキャンパスに入ると、船に乗る際着用するという凛々しい制服を着た女子大生に迎えていただきました。かわいい!

そしてそのまま奥に進むと、いやいや、ありましたありました。
名物、マグロの解体ショー。
『マグロ!!』といえば、毎年最高額落札で話題になる、某寿司屋チェーン社長のドヤ顔を思い出してしまうのですが、
海洋大学生のマグロ男子(解体メインは本職の方なのでアシスタント的な役割のようですが)はスリムな好青年たち。
魚を扱う包丁捌きはなかなかで、うっとりして見ている女子も多数いました。
そりゃね、笑顔がさわやかで魚を手際よくサバく海の男子なんて、モテるに決まってます。

そしてそのマグロは、すぐにマグロ丼となって模擬店で売られるわけですね。もちろん最高に美味でした。
さらに、くじら汁 海鮮カレー、いくら丼、さんまの塩焼き、あら汁、きなこもちなどを食べ歩いて満腹。
ダンス部のパフォーマンスやミス&ミスター海洋大コンテストも大盛り上がり。
セイシュンという言葉を10年ぶりくらいに口にした私です。

いちばん長い行列が出来ていたのは、校舎のワンフロアーを使った『海鷹水族館』と、その向かいのブース、新進アイドル『ANNAS』の握手会でした。

水族館には、この大学ならではの珍しい海洋生物が展示されていて、30分近く並ぶ大人気。
二枚貝の中で産卵するカネヒラという魚や、北海道と九州のイモリの模様の違い、カムフラージュのためにカラフルな海藻クズを身につける、トレンド迷彩がオシャレすぎるイソクズガニ。
さらに、ナマコの一生もとにかく面白かった。

何より私がすっかり惚れて釘付けだったのは、水槽の筒の中に眠る夜光性のシャコ・・・というより、その説明をしてくれた、長与千種似の頼もしい女子学生さん。
『シャコはハサミがないので、獲物をこんな風に強烈パンチでゲットするんですよ』と言って、シュッと見事なストレートを空中にかましてくれました。
夜になると凶暴にパンチしまくる荒くれもののモンハナシャコのシャコパンチ。
その姿があまりにかっこよくて、『もっかい見たい』と、二回アンコールしてしまいました(ありがとう、あんときのスズキさん)

ちなみに、水族館の入口で待つ間、向かいで並ぶアイドルのおっかけ男性たち(推定20~50代)の姿がずっと見えていました。
比較的地味でシャイなテイストの男子ばかり(あまり海洋大学とは関係なさそうでした)で、
だんだんそわそわしてリュックを背負ったり下ろしたり開けたり閉めたり、フリースやマフラーを脱いだり着たり、・・・
順番が回って来るまでの彼らの心の変化と思われる挙動パターンがみなさん似ていて、ちょっと興味深かったです。
『ANNAS』(三人組)はまだ無名?売り出し中らしいので、握手や撮影会はじっくりと時間をかけて行われていました。
そして何故か彼らは、終わっても帰らずに距離を置いてずっと見守っているのですね。
口数は少ないのに、お揃いのTシャツの文字だけが妙に雄弁な彼らの背中。あの後、さらにどこかに追っかけるのかな。

いやいや、
シャコの生態とアイドルおたく君の生態を同時にウォッチングできた有意義な午後のひとときでした。

そして、わざと最後に取っておいたのが『鯨ギャラリー』です。
17メートルのセミクジラの全身骨格が館内いっぱいに展示されている貴重なギャラリー。
鯨のフォルムを見ると、象よりも恐竜よりも、胸にぐっと来るんですよね。
私が初めて生身のクジラを見たのは幼稚園の夏休みでした。

毎年夏休みに訪れた母のふるさと宮城県牡鹿半島、鮎川港に揚ったばかりの巨大な物体。
従兄弟との遊び場だった広い港が一気に暗くなった様子に恐れをなし、何故かひたすら逃げました。
走っても走っても、その黒く湿った壁からなかなか抜け出せなかった、低い目線のはっきりした記憶がいまだにあるんですよ。
とにかくもう、黒くてムチムチでテカテカで・・・怖かったですねえ。

鮎川(現在は石巻市)の鯨。
かつての捕鯨の町には、常に漂う鯨の血や肉、加工工場の煙の匂い・・・生臭いのにどこか魅力的な独特の匂いがありました。
いまでは津波によって地形も変わり、懐かしい風景は消えてしまいましたが。

あの津波で、親類がひとり亡くなりました。
野球好きだった叔父さんに、楽天の優勝を見せてあげたかったな・・なんて、決まった瞬間に思いました。
(ま、ジャイアンツファンだったらしいけど 笑)

東北の復興のためなら、今後10年20年、少しぐらい自分の生活が苦しくなってもいい・・・
震災後、日本中が本気でそう思いましたよね。
心底強く思ったあの時の気持ち、忘れてはいけなかった。

東北楽天イーグルス日本一、本当におめでとうございました。
改めて、東北復興のために日本が一丸となれるよう、心から願います。

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【浅野久美】心が重くなる1冊

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From 浅野久美@チャンネル桜キャスター

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『顔のない独裁者』拝読いたしました。

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『コレキヨの恋文』から始まった、『ポップなテイストで楽しんで、読み終わると勉強になっている』シリーズの三橋・さかき本もそれぞれ大ヒットでしたが、今回はこれまでのライトさが消え、さかき先生の筆がキンキンに冴え渡った、縦横に厚みのある本格的エンタテインメントになっています。スリルとスペクタクル満載で、意表をつく展開には終始ドキドキさせられました。
しかし、とはいえ、はっきり言って、この『顔のない独裁者』は、決して後味は良くない小説です。そしてさらには、その後味の悪さこそが、この作品が今、世に出された意義として最も価値あるもの・・・であることは間違いないでしょう。
イヤな夢から醒めた朝、天井を見ながら現実との境界を浮遊するような、心許ないもやもやと疲労・・この小説の読了感としてはあの感じに近いでしょうか。

この作品は、サスペンスのジャンル以外にも、『ユートピア小説』に対する『ディストピア』小説という分類にもなるそうですね。
そもそもユートピアという概念にしても、『どこにもない国』という意味のギリシャ語由来です。矛盾のない理想の島という想像上のあり得ない究極世界がユートピアなわけで、そういう意味では、対するディストピアの世界の方を『どこにでもあり得る国』という解釈をさせてもらえば、この小説は決して荒唐無稽なデフォルメなどではなく、ましてディテールに具体性があるところが一層高度な擬似体験をさせてもらうことに繋がっているわけですね。

舞台は近未来の日本・・・・
すでに『日本国』という枠が消え、『大エイジア連邦』なるものに組み込まれて統治されているという、愛国目線でみれば気が狂いそうな屈辱的な他民族からの全体主義支配。貨幣も日本円からヘンテコな名前のアジア共通通貨にかわり、国名は無味な呼称の『第三地域』というただの記号となってしまう。
冒頭からそんな絶望的な背景で、読者としては、『例えフィクションでも許さないぞ!』(笑)という暗澹たる気分に落とされますが、その異常な事態から、主人公の進やみらいたちのレジスタンスにより、自由な国ニッポンが、とうとう日本人の手に取り戻されます。
秩序とともに自由を取り返す事がどれほど困難か楽に想像出来る読者は、当然、めでたく奪還『からの~』となれば、そこに至るまでに踏んだであろう紆余曲折の回想と、奪還してから再び強い日本になっていく快進撃がサクサクと進んでいくものと思うのですが、決してそうはならず、さらなる悲惨な『返し』が待っている・・・というのがこの作品の無慈悲で恐ろしいところなのですね。

国民の狂喜乱舞とともに国家の輝かしいリーダーとなったGK、(本名駒ヶ根覚人・・・私はどうしても『ゴールキーパー』と読んでしまいます)
そして、心底歓迎され期待されたこの内閣総理大臣の言動や行動、思考のベクトルは徐々にズレ始め、物語が進むにつれ次第に胡散臭くなっていくわけです。ここにまさに今現在、薄々国民が感じている得体の知れない不安がチラチラと重なっていくのですね。
さらには、現存するあれこれを連想させるネーミングの組織や人物も、連想とはいえぐいぐいとリアルさを増してくるのです(このあたりはコレキヨや向日葵と同様ですが)。安直なグローバル化の行き着く先には、想像を超える荒廃があった。抵抗できない『自由』という美名のモンスターが、みるみるうちに巨大な『不自由』を生んでしまうというどんでん返しです。(ネタバレし過ぎかな)

思えば、かつて(と言っても数年前)
まさに『大エイジア連邦』路線の要素が満載だった民主党時代には、少なくとも保守と呼ばれる人々や日本を憂う人たちの敵はほぼ明確なものでした。そして『売国』という相手はとてもわかりやすかった。何しろ『日本は日本人のものだけではない』と言い放つボーダレスのリーダーが現実に存在していたのですからね。
あの時代は擬似体験などではありません。日本としての誇りや国柄など無視した『第三市民』路線にあった恐怖は私たちの共通の実体験なのです。国境は決して緩めるためにあるわけではなく、必死で守るためにあるという発想さえない、最低の政治でした。
そのトンネルから抜け出て、昨年末、『ああやっとこれで・・』と思ったところに、その後、予測出来なかったような微妙な『返し』がどうも始まっているらしい?・・つまり、つい最近我々が現実世界で体験してしまったばかり・・というレアなタイミングなので、そこから始まる恐ろしい展開も、少なからず身に憶えのあるリアルさにゾクッと寒くなるような世界なのですね。

温度のない、ただの地域になり下がってしまった無味乾燥なニホン・・・モノクロに近いイメージの近未来小説の中で、本来なら進たちの逢瀬や恋心が読み手には唯一の救いの温もりとなるべきはずなのですが、個人的には寧ろ、要所でGKにまとわりつく百合の花の芳香に、『生』へのインスピレーションを感じた・・・というか、つまり、『生身』・・という部分に何故か救いを得たような気がしました。
後半の怒濤のような展開は冷酷かつエキサイティングではありますが、(ネタバレは出来ないので曖昧ですみません)その中にも、書き手であるさかき先生から感じる母性のようなものに、個人的には強い共感を覚えました。やはりどんな生体にも現象にも、病理もあれば生理もあるもので、政治もあくまでも人間が行っているものなのだ・・・という単純なことに改めて思い至りました。

さて、救いはないのか。。。という問いに、今さら窮している場合ではないのでしょうけれど、この、苦痛さえ感じる暗い擬似体験を、ただの擬似として終わらせるために、私たちが日本人として何を芯に据えて生きるか、ということを今こそ深く考えたいと思います。そして、どんなに世の中が変容しても、日本人の内的世界としての『生』には、常に誇り高い国柄から成る強さが伴うと信じたい。顔のない独裁者に堂々と対抗できるのは、神国日本人にしかわからない、形はないけれど必ず存在しているはずの、心の中の日本力しかないのかな・・と思いました。

『顔のない独裁者』・・・心が重くなる一冊です。そして、国の存在とは何かをより強く追求したくなります。さらに、その答えを共通の想いとして他者と改めて確認したくなります。。
ぜひ、多くの方にご一読いただきたいと思います。

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応募者全員に、三橋、さかき、古谷、平松の特別座談会を無料プレゼント!
キャンペーンの詳細は、こちらで。
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【浅野久美】たんたんたぬきの討ち入りだ

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年末になると、『今年中に・・・』という気持ちが急いて、身の回りにやるべきことがどんどん増えていきますね。今日こそ来年の手帳を買うぞ、と毎朝思いながらもまだ手に入れていないので、2月3月の予定を聞かれてもいまひとつ曖昧なお返事。このせいで、もしかしたら素敵な仕事や飲み会を逃している可能性もある、とやっと気づいたので、私は今日こそ文房具屋さんに立ち寄る事にします。

テレビ・雑誌や周囲の話題も、『師走だ』『赤穂浪士だ』『クリスマスだ』『第九だ』『芝浜だ』『紅白だ』『NHK解体だ!』と、12月恒例の風物がルーティーンで入れ替わって行くので、こちらも納得しながら急かされている感アリなのが年末モードなのですね。

そういえば、私は子供の頃から髪はロングだったのですが、小学生の頃、12月14日になると『アサノクミの髪~』などと、私のポニーテールをわざわざ一時間おきに引っ張りに来る男子がいました。当時はそいつがいちいちウザくてシャーペンの先で撃退したものですが、しかし、今思い出すと、なるほどシャレた事言うなあ・・・と感心することしきり。
さらに思い出すのは、子供のくせに、『タクミノカミのタの字が抜けて、あ~たんたんタヌキの討ち入りだ』などと、いったいどんな環境で育ったのか知りたくなるようなムダにうまい講談口調・・・・生まれて初めて男性にビンタをした相手も、この歴史通?のS君だということを数年前の同窓会で思い出したのですが、大人になってからは、この日に飲み会なんかあれば、自らS君のギャグを使わせてもらっている、ということで、流行に関係なく毎年使える風物詩的なダジャレとなったわけなんです(笑)

ところで、赤穂浪士討ち入りの元禄15年12月から一年も経たない頃、関東から東海にかけて、マグニチュード8ほどの大きな地震と津波があった、と最初に教えてくれたのは、その小学校時代の担任の先生でした。
担任の先生は『相模湾大津波』『湘南大地震』という地元の通称を使っていましたが、つまり元禄16年11月に起きた『元禄南関東大地震』のことですね。
特に被害が甚大だったのが、震源地の近い千葉の房総と私の地元相模湾沿いだったそうで、川崎から小田原あたりの建物はほとんど倒壊か火災で失ったとのことでした。『小田原城も焼け落ちた』『鎌倉は八幡様(鶴岡八幡宮)まで津波が来た』ということですから、被害がどれほどのものだったかは、3.11を経験した今なら想像できます。
当時、地震の起きるメカニズムなどわかっていなかった頃、あの揺れを感じた時に自分の先祖たちはどんなことを考えたのだろう、と、310年前の遠い江戸時代に想いを馳せたりします。スマホでニュースがキャッチできる我々の情報社会と違い、ひたすら神様が怒っていると信じられていた時代、その恐ろしさとはいったいどれほどのものだったでしょうか。

とはいえ、いまや、ある程度の予測までは出来るようになった地震も、まだまだ、いつどこに来るか・・までは誰にも予知できません(事前にわかっていれば、誰も死なずに済むのにね・・・)。でも、必ずいつかは来るのも大地震。大難を小難に、小難を無難にするためにも、経験豊富な現代人の知恵をフル稼働させて、インフラ整備や防災対策はもちろんのこと、どんな場所でどんな時間帯に遭遇しても、最善の対応ができるようにシュミレーションをしておきたいものです(3.11の時は、都内では天気が良かったから元気に歩けたのだ、と思います)。
そして、いざという時には怪我をしている人を背負うくらいの丈夫な足腰を作っておくことも大事な準備だと思いますね。

さて、平成25年がよい一年だったのか?・・・と問われれば、ちょっと言葉に詰まってしまいます。
思いつく限りの喜びリストを辿ってみても、東京オリンピックの招致成功が、結局いちばん嬉しいニュースだったのかな・・・と、それはそれでなんだか物足りない気持ちになるのは、猪瀬さんの辞職のせいなのか、それとも、今年は劇的に世の中が変わり始める、と、どこかで期待し過ぎてしまっていたせいなのか。
『来年はもっと悪くなるぞ~』という、ニッポンをなめたような声がこのメルマガ界隈でも聴こえたような気がしますが、空耳だといいなあ(笑)・・・

そうそう、年内に終えたかったことのひとつに、整体通いがあります。
足腰は強靭にしなくてはいけない、などと言っているわりにはこの夏にダンススタジオで膝を捻ってしまい、放置しておいたら悪化したので病院の次に通い始めたのが、『神の手に近い先生がいる!』などとやたらに評判のよい整体院でした。
ところがその整体師、態度はビッグだし、サイズの合わないケーシー(白衣の上下)のせいか、見ている方が息苦しくて肩が凝る。おまけに受付でよく待たされるのですよ。多少は痛みも軽減はしたものの、しかし、高い金額と時間を重ねたわりには全然良くなりません。満足度0。
こういうの、ボディメンテナンス的にはB/Cが最悪ってことですか?(使い方違いますか・・・そうですか)

ということで、今年も皆様にはたくさんお世話になりました。
錚々たる先生方の中で、こんな居酒屋トークみたいなメルマガを読んでいただき本当にありがとうございます。皆様、どうぞお元気でよいお年をお迎え下さい。
そして、来年もよろしくお願いいたします。

PS
2014経済ショックと韓国通貨危機のXデーはいつか? 無料音声を公開中
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index.php


【浅野久美】『冬の将軍』

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From 浅野久美@チャンネル桜キャスター http://www.ch-sakura.jp/

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●三橋経済塾2014の第一次〆切は本日で終了
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※月刊三橋会員は三橋経済塾の受講料が7000円割引されます。
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index.php

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1月も二週間以上経ちましたが、私のメルマガは初回になります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
早いもので、平成26年もすでに24分の1が終わってしまいましたね(笑)。
きっと色々なことがある一年だと思いますが、まずはみなさま気をしっかり持ち、心身健やかな佳い年にいたしましょう。

しかし何はさておき寒い! 最近、むやみやたらに寒いです。
『夕方には雪が降るかも』との予報があると、帰る頃には・・と想像してビビった末、濡れてもOKな、古くてダサいブーツ&ガチガチダウンの重装備で出かけたりします。結局、雪はひとひらも降らず、『むしろアタシが雪だるま?』と自分で突っ込みたくなるような着膨れ具合で街で浮いた、というオチ。
ただ、そのおかげで、普段は『おはようございます』と『どうも』以外に話すこともなかった階下のオジさんとも、『いやいや寒いですねえ』『夜は雪らしい』などといくつか二の句が継げて、エレベーター内のあの気まずい苦痛空間が緩和されるあたり、お天気ネタはいつの世もユースフル大賞なのでありますね。

ところで、北からの寒気団が近づくたびに『冬将軍の到来』という言葉を聞きますが、この『冬将軍』、日本独自の俗語や気象庁の用語だと思われていることも多いようです。

私もずいぶん昔、何かのクイズ番組で、『かつてロシアの凄まじい寒さが外国軍の侵攻を阻止して云々・・・』と聞いたような記憶もありつつ、だいぶ曖昧でした。
で、せっかくの冬将軍到来の朝だったので、チャンネル桜のスタッフルームでそれとなく話題にしてみたところ

—–ナポレオン軍が1812年のロシア遠征で、大変厳しい寒さにより多数の凍死者を出して敗退した・・・その強い寒気『冬将軍』は、その頃から使われている古い言葉なのである—–ということが判明。

これ、即座に完璧な答えを返して下さったのが、たまたま近くで一息ついていらした鍛冶俊樹さんです。軍事ジャーナリストです。さすがです。(ご著書の『国防の常識』『領土の常識』面白いです)

で、当時、イギリスの新聞がその敗退を評し、『ロシア軍ではなく、冬の寒さ(General frost )に敗けた』

と表したので、

日本では『冬将軍』と訳され使われてきたのですね。

ナポレオン軍は、40万人以上の圧倒的な兵力でモスクワを占領したにも拘らず、この『超・ハンパネー・ハイパー』冷たい、巨大な将軍にやられてしまった結果、たった3万人しか帰還できなかった・・・
そしてさらに、ドイツもソ連侵攻で冬将軍に阻まれているので、ヒトラーも震えた恐ろしい相手、と言われているそうですよ。
恐るべき『冬将軍』!
似たような言葉で、冬になると威張り散らす『鍋奉行』などとはレベルが違いますねえ・・・あたりまえか。

特に寒さ厳しい今年の冬、東京では『冬将軍General frost』と同時に、本物のGeneralだった田母神さんが猛威を奮うことになるでしょう。当初は、冬の選挙は大変だな・・・とも思いましたが、そう考えると、なんだか寒さも強ければ強いほど味方をしてくれるような気さえいたします。

・・・と、ここまで書いたところで、イタリアリーグのACミランに移籍したばかりの本田圭祐選手が待望の初ゴール!!
(多少の低迷は否めないとはいえ)あのセリエAの、あのACミランの、しかもあの10番を、なんと我が日本人が背負って戦う日が来るなんて、本当に夢のようです。
今回は相手は強豪でもなく、所謂こぼれ球ごっつぁんゴールの類ではありましたが、それでも本田らしい落ち着いた堂々たる華麗な一撃。そして何より、すでに司令塔としてチームメイトに指示を出したりしている様子も映像から伝わって来ます。
ゴールの瞬間、すぐさまそのチームメイト(当然スター選手ばかり)たちが本田に駆け寄って来た時には、もう感激で鼻の奥がツーンと熱くなっちゃいましたよ。

同じくミラノのクラブチーム、長友祐人在籍のインテルミラノとは、5月に試合が行われるようです。
チャンピォンズリーグで日本人同士が戦ったり、伝説のミラノダービーで日本人選手のマッチアップが観られる・・・ひと昔前、得意気にこんな夢を語ったら、間違いなく『お前、バカ?』と鼻先で笑われたでしょうね。
その夢が、目の前で現実のものになっているのです。
時代は刻々と変化するし、日本も着実に変わっていける。
世界では若いサムライたちも新たな風をびゅんびゅん生み出しています。
次に新しい風を起こすのは、東京の強き司令塔だ!

PS
月刊三橋1月号のテーマは「日本経済激震」です。無料お試し音声を公開中
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index2.php

【浅野久美】オアシスな東京に

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From 浅野久美@チャンネル桜キャスター http://www.ch-sakura.jp/
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●三橋貴明の無料動画「日本企業が中国から撤退する本当の理由」
https://www.youtube.com/watch?v=Wzz3dqOIGrY

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北京駐在続行中の、台湾人の友人夫妻からメールが来ました。
「今いちばんしたいことは、新鮮な空気を思い切り深呼吸すること(泣)」とのこと。
ちょうど31日から旧正月に入った中国では、大気汚染を助長するという理由で規制されていたにも拘らず、爆竹や花火は減ることなく、あちらこちらで煙幕が上がりさらに視界不良(この煙にもPM2.5が含有)。
しかも休暇で工場は止まっているはずなのに息苦しさはまったく変わらないそうです。

確かに、目に見えるほど汚れた空気では、誰でも大きく呼吸などしたくもありませんよね。
そのご夫婦も、もはや外出時は浅めに息を吸う習慣がついてしまったそうで、ご主人は「煙草の煙の方が健康的」などと、大手を振って喫煙を再開する始末。
元舞台女優さんの奥様は、「こっちの役者は腹式呼吸なんて自殺行為ね」などと毒づいたりして、想像以上に大変な状況になっている模様です。

しかし、強烈な大気汚染で数メートル先が見えない『経済大国』の首都なんて、他に存在するのでしょうか。
沿岸部だけでなく、内陸部もひどいようです。かつて私が留学していた四川省の成都などは、AQI(Air Quality Index )で空気の質を見ると、さらに殺人化学兵器レベルの重い汚染。

http://aqicn.org/city/chengdu/jp/

当然、四川といえば歴史マニアの方には有名な土地ですが、私は『蜀』より『食』好きの激辛料理マニアなので、常にどこからか唐辛子を炒める匂いが漂い、適度な湿気に混じって鼻を刺激する、あの街の独特の空気が大好きだったんです。でも、空気自体が猛毒の刺激物になった今では、美味不美味以前に、四川料理の唐辛子や山椒のパンチの効いた刺激ももはや台無し。

都合の悪いものは、何でも埋めたりごまかしたり揉み消したりがお家芸の中国でも、さすがに空気ばかりは隠せないようですね。
とりあえず、前出のご夫婦は仕事の事情でしばらく帰国不可能らしいので、防塵専門の工業用マスクを送ることにしました。とてもエレガントで美しい奥様、北京では鼻毛が伸びる速度が200倍加速したそうです(ご本人データ)。
GDPの成長率は数値が限りなく怪しいけど、鼻毛の成長率だけは間違いなく世界一!!という、今世紀最大のハナモゲラな国、それが中国なのですね。

我が国日本のAQIを見ると、だいぶほっとします。
東京の空のダークさがフォークソングのネタになった時代もあったそうですが、今では都心でもそこそこ青い空や夜空の星を観ることが出来るようになりました。
ただ、単に数値を見ただけでは、北海道よりも空気がキレイな東京、というおかしなことになる場合もあるので、さすがにデータだけでは体感のさわやか度合いまでは測れずムリはあります。

でも、少なくとも、『汚れた東京』『灰色の空』のイメージがピークだった頃よりは、大きく変化した東京の空といえるでしょう。
光化学スモッグ警報も排気ガス規制も知らない、という世代も、今では花粉アレルギーや、隣の国から飛んでくる黄砂やPM2.5と格闘することになってしまいましたが。

私は今は東京都民ですが、プチ田舎育ちの自称『空気ソムリエ』(笑)の勝手な目線で見ると、どうも今だに馴染めないのが六本木という街の空気。
同様にごちゃごちゃしていても、新橋や有楽町、神田あたりで飲み会なんかあればちょいとときめくものなのですが、六本木だとそれほどワクワクしないのは何故か・・・考えてみたのですが、別に私がオヤジの街が好きだ、という理由だけではなく、多分、『第一声』のせいだと思うのです。

誰もが認める『トウキョウ』な街であることは間違いないのですが、どんなに素敵なバーやクラブが目的地でも、そこが六本木である以上は、駅から地上に出るといきなり首都高を頭上に頂くあの大騒音が第一声。そして、横断歩道を渡れば、高架下の煤けた空気と薄汚れた橋脚の色の切なさが、限りなく貧乏臭くて昭和なグレー。
昔からの王道『アマンド前の待ち合わせ』なんて指定された日には、相手の遅刻は許せないぞ、と短気キャラになりそうな圧迫感もあり、居心地は決して良好とは言えませんね。

カラオケで、クールファイブの『東京砂漠』という曲を唄いながら、必ず泣き出すおじさんの知り合いがいます。上京した頃の、冷たくて寂しいと感じた東京を思い出してしまうそうな。

さて、いよいよ都知事選。
新しく都のリーダーになる方には、ぜひ、わが東京を明るく人情のある、安全で温かい場所にしていただきたいです。
より清潔な空気、そして、ご自身の立場も金や利権に関係ない、クリーンで頼もしい方におまかせしたい。

私の知り合いの号泣おじさんが、『東京砂漠』を唄ってももう二度と泣かないように、優しくてあったかい最高のふるさと、と胸を張って言えるような東京づくり、心から期待したいです。

PS
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【浅野久美】寒いねトーキョー

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諸先生方の、目から鱗コラムが続くメルマガですが、週末なので遠慮なく浮かれた話題で失礼しちゃいます。

『Jリーグ開幕!』という話題にするつもりでしたが、今週は先に東京ドームで衝撃を受けてしまったのでその話を。
ローリングストーンズ来日ツアー初日、恐らく世界遺産レベルのロックな熱夜を堪能してまいりました。
私はそれほどコアなファンではありませんでしたが、かつて生粋のストーンズ少女だったという友人のダンサー、米クミさん(米屋の看板娘クミコの略)にたっぷりレクチャーされながらのドーム公演だったので、70年代からのメンバーであるミックテイラー、不仲説も騒がれたキースとの来日がどれほど価値あることか・・等々再認識させてもらいながらの巨大空間ライヴ。重厚なロック魂に心底酔った幸福な一夜でした。

オープニングと同時に起こった、ためらいなく総立ちの5万人の熱狂、さらに御年70歳ミックジャガー氏の、昔とまったく変わらない(素人には充分そう思えました)ハリのある高めの声に、先ずは全身鳥肌が立ちまくりです。ツレのクミコ嬢はすでに感極まってうるうるしているし、後方からは、若者たちの震えるような『やばい』『来たー』というイマドキ感嘆詞の連呼あり。
一方、右隣の地味な熟年カップルは、コートを脱いだらいきなり変身、エナメル系のド派手な出で立ちで、赤いタオルを振り回しながら『ミックいえい!』『キースわお!』と、涙を拭きながら絶叫です・・・そのまま私も終始、マックスな高揚感をいただきました。

いやはや、やっぱめちゃくちゃかっこいいです。
確かにお顔だけは相当老けたけど、世界を動かして来たアーティストの色褪せない圧倒的な迫力には、なんというか心筋?が揺さぶられるというか、目と耳以外の深部感の方が大きく反応しますね。
レジェンド・カリスマ・神・オーラ・・・ふだんはウソ臭くてとても口に出せないような単語も、彼らには惜しげなく使いたくなります。
でも、一曲目を唄い終わったミックジャガーの第一声は、なんとたどたどしい日本語で
『サムイネ、トーキョー!』(笑)
これには、かわいいおじいちゃんテイストありで、ドーム中、掴みはOKでした。

しかし、なんなんでしょうね、あのスタミナは。。。
ステージを隅から隅まで何度も全速で駆け抜け、スキップで飛び跳ね、腰をくねらせ踊りまくる。ラストまで声も嗄らさずに唄い切った姿には、こちらもただただ爽快感しかありませんでした。
エキサイトするとたびたび上の衣装を脱ぎ捨て、黒のピチピチ上下になる場面も多かったのですが、ミックさんのムダな贅肉ひとつない、スキニーパンツ姿のかっこよさはほぼ奇跡的。うーんロックだ!
実は江頭2:50さんの大ファンの私としては、『やられた』と思い、ただリズミカルに地団駄を踏むしかありませんでしたね。(よくわかりませんが)

ミックテイラーの超絶なギターにも周囲は大絶賛でした。しかし、深い皺をさらに歪めて奏でるキースリチャードの音楽には、ドヤ顔以上の超ドヤ存在を感じてしまったわけです。
キースは名言・迷言・奇行の多いエキセントリックな大スターとしてもよく知られていますが、
『誰でも皮を剥いだらただの骸骨さ』という名言に私はかなり動かされます。深い。潔い。でもかなり雑・・
そんなおじいちゃんがもしも身近にいたら、多分、大嫌いで大好きだと思う(笑)。

無数の音楽ファンやギタリストを誕生させ、世界中の若者の未来も変えたはずのローリングストーンズという
希有な存在。間違いなく、物凄い歴史の一部を目撃してしまったと、一夜明けてしみじみと思ったりしました。

目撃といえば、少し前に、柳家小三治師匠の独演会で、『うどんや』という噺を聴いた時、
何度もCDで聴いていたにもかかわらず、生で聴く師匠の芸があまりにも素晴らし過ぎて、不覚にも思わずボロボロ泣けてしまったことがあります。
『うどんや』自体はまったく泣かせるような噺でもなく、大したストーリー展開があるわけでもない、ひたすら酔っぱらいのしつこい絡み具合とうどん屋の迷惑そうな心情を面白おかしく語るだけのシンプルな落語。
でも、小さな座布団の上でたった独りで創る当時の空気感と、登場人物の心の描写が、この日は特に凄まじい伝わり方だったのですね。
さらに、うどんの啜り方さえも、『そば』のそれとは明らかに違うとわかるほどのスーパー名人芸・・・
考えてみたら小三治師匠も74歳。数千万円のギターに比べてこちらは扇子一本ですが、何れにしても本物のベテラン芸とは、心身の奥まできっちり震わせてくれるものなのですね。
70代、あっぱれでございます。

そうそう、年代つながりでふと思い出したのが、同じく70代の小泉元首相と細川元首相・・・
別に『政治』『ぶっ壊し屋』はたまた『陶芸』・・一体何の名人なの?・・・などと突っ込むつもりはありません。
いえね、都知事選の選挙活動中、あのお二人がいつもお揃いで着ていた『パタゴニア』のブランドロゴが目立つダウンジャケット・・・私はあれが妙に気になっちゃって。
細川さんに至っては、暖房の効いたスタジオ内においても、腕まくりをしてまで色違いのジャケットを着ていましたね。何着持っているのかわかりませんが、選挙の討論という場で、ネクタイも締めず、もこもこダウンで出演する人なんて初めて観たものですから。

パタゴニアといえば、国際的なエコカルト集団の『シーシェパード』に資金援助をしていたことが明らかになっています。
原発などの環境問題にも積極的に取り組んでいるメーカーとしても知られていますよね。そして、何故かパタゴニアのロゴを出し過ぎな元首相たち・・・・ふーん、なんかちょっとイヤな感じ。
・・・と思ったら、そういえばミックジャガー氏もシーシェパードの支援者だと聞きました。
日本以外ではとても有名な、アニマルプラネットという放送局がありますが、捏造・やらせと名高いあのドキュメンタリー番組『クジラ戦争 WHALE WARS』を観てテロリストを支援しているとしたら・・・世界のミック、そこだけはロックじゃないぞ。

PS

三橋無料Video「中国リスク」
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【浅野久美】『ヨコガミを破るのは・・・』

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『アナタはヨコガミヤブリのヒトですね』
10年くらい前、日本に帰る飛行機の中、隣の席に座った初対面のアメリカ人に、いきなりカタコトの日本語で言われました。
デヴィットボウイ(古い?)をアメリカナイズした感じの、大味ハンサムな中年紳士。
少々ドヤ顔でしたが、目の奥は笑っていたのでクレームではなさそうとみて、こちらもつい『ナンデスカ?』と何故かカタコトで返答。

まあ、設定としてはこんな感じです・・・
機内座席前についている、フライトマガジンや免税品カタログやらが入った小物ポケットに、さらに本と新聞とペットボトルと靴下とはみがきセットを投入し、はみ出す力を抑えつつ、すべてをぎゅっと押し込んでパンパンに膨らんだ状態。ふう、と満足している私を、しばらく横目で眺めていた隣の外人からのひとことがそれ。
『ヨコガミヤブリノヒトデスネ』

カタコトにもほどがある・・・と言いたいくらい、はじめは何を言っているのかまったくわからず、
『横紙破り』が、どうしても『横井カンチャナブリ』と聞こえ、てっきり連合国人と戦争談義か、と慌てて上段の構えを意識したりして・・・。
次第に、発音がこなれて来ると、今度は『横から見破りのヒット!』などと聴こえたりもするわけです。
一体横の席から私の何が見えちゃったのか・・・と慌てて胸元を隠し、意味なくどぎまぎする始末。
そして噛み合わずに何度も聞き返すうちに、私の英語力程度でどうにか理解出来たのは、
『戦場に架ける橋』でもなく、『メジャーリーガーが神々ヒット』ネタでもなく、ましてや『脇から見えてますよ』でもなかったということ(笑)と、難しいけど日本語は奥が深くとても楽しい、ということでした。

『横紙破り』とは、彼が見せてくれた辞書の説明だと、たしか『going your ownway against every reason』的な、特に面白みもない中学英語系でした。しかし、『和紙の本来の自然な繊維の流れを無視して横に裂く、つまり無理に道理を通そうとする無謀な人のことを表す』・・・ということもセンセイから図解で教わって、益々日本語が好きになった、と彼は胸に手を当てながら強調します。

確かに、褒め言葉ではないけれど、ほんのり文化の味がある、面白い言葉ですものね。
「日本人なのに何故知らないのか?」と驚かれましたが、いやいやお恥ずかしい・・・と思うのと同時に、使用頻度の低い単語にもスポットをあて、外国人の興味を引き出す日本語教師にも感心。当時30代の日本女性とのことでしたが、きっと普段から美しい日本語を話される先生なのだと想像し、私もあれこれ反省することしきり、な帰国フライトとなったわけです。
機内のポケットをぱんぱんにする客に使うのが正解かどうかはさておき、『日本語は、静かに呟くだけでも何故か気持ちがよくなるすばらしい言葉だ』と言ってくれたアメリカ紳士にも感謝でした。

外国人が習う外国語では、日本語が世界でも最も難しい、とよく聞きます。文化や歴史に精通しないとマスター出来ない、ということも理解できます。歌舞伎好きの外人は多くても、さすがに落語の会などで欧米人は見た事無いですもんね。
いやはや、日本語が母国語で本当によかったあ・・・

政府観光局発表では、昨年一年間の外国人入国者数は、初めて1000万人を超えたとのこと。
円安も大きな要因だと思いますが、東南アジア各国の日本観光ビザが緩くなったことも増加につながっているのでしょうか。
最近、電車の中や街の中では、いままでそれほど頻繁には見られなかった、ムスリム的なストールを卷いたアジア人と多く出逢います。
聞いてみると大抵がマレーシアからの観光客。たしかに、観光局のホームページによると、

ーーー 国・地域別では、新規入国者の最多は韓国で231万人(前年比21%増)。
以下、台湾217万人(同52%増)、香港を除く中国98万人(同6%減)、
米国74万人(同12%増)と続いた。昨夏に旅行者のビザを免除したタイは
44万人(同77%増)、マレーシアも17万人(同38%増)と大幅に増加した ーーー
とのことです。

移民20万人などという悪夢のようなふざけた話には、横紙でも横車でも蹴破りたい気分ですが、マナーや人柄のよい国からの観光客が増えるのは大歓迎ですね。

そうそう、先日、テレビの情報番組で、イタリア人の日本大好き青年が、日本での『忍術修行ツアー』なるもの(イタリア・スペインなどで流行っていて、道場まで増えているそうですよ)に参加したミニドキュメントを放送していました。
彼は神社での礼と拍手も手慣れたもので、日本のどこが好きか?忍術の魅力は?・・などという質問には、丁寧な日本語で、
『花情和楽』などという、これまた外人好きしそうな単語を混じえてきちんと答えていました

『花情和楽』、なかなか日常会話には出ませんよねえ・・・

そういえば、わびさびという言葉が大好きで、日本のアイドルにも詳しいシンガポールの友人から、知り合った頃に
『桜の花を背景に、あなたが着物を着た写真を送ってね』
と言われていたのに、なかなか桜と着物のタイミングが合わず、もう5、6年ほど経っています。

先日、さかき漣先生もコラムで『もっと着物を身近に』と勧めて下さいましたが、おかげで私もやっとその気になりつつある今日この頃(さかき先生、ご指導お願いします)。
今年の桜満開の時には、ぜひ、花びらをまといながらしとやかな和服姿を撮って、外国の友人にプチ『花情和楽』?を届けてみようかと。

ところで、着つけも慣れが必要ですが、和服だと髪型もちょっと困るんですよね・・・
ぱっつりしたボブスタイル(おかっぱ)はオシャレだけど手間がかかるし、オトナの階段をだいぶ昇った女子には、頭頂部のおだんごヘアはある意味『ヨコガミ破り』(笑)・・・・
で、改めてマスターしたいのが、数年前に作り方動画まで頻発して話題となった『ティモちゃんヘア(ティモシェンコ元首相)』みたいなきっちりした三つ編み(ティアラ編み)や、女子アナがよくやるざっくりした編み込みスタイルですかね。
あの類なら手先の少々大雑把な人でも頑張れそうだし、着物にも合いそうです。

うーん・・・
さっきまで、タブレットとカメラと高級マットレスの駆け込み購入の金策で頭がいっぱいでしたが、なんだか気持ちがふわりと春めいてまいりました。
『不器用ですから』などと言い訳している場合ではありませんね。
この春こそ、今度こそ、日本の女子らしさをもっと追求しよう!!
(たびたび言っているような気がしますが、ま、いっか)

PS
なぜ、韓国国民はグローバル資本主義の被害者なのか?
http://www.youtube.com/watch?v=ZK5RY5rIGs8

【浅野久美】『JAPANESE ONLY』の行方

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●韓国格差社会の正体とは?
http://www.youtube.com/watch?v=ZK5RY5rIGs8

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前回、飛行機の中で、離陸後いきなりヨコガミ破り呼ばわり(早口でどうぞ)してきた米国紳士のことを書きましたが、そういえば、99年11月にも、隣のおじさんから、いきなり日本酒の紙パックを『飲め』と差し出されたことがあったなぁ・・・と、先日行われた浦和レッズ対清水エスパルスの無観客試合をテレビで観ながらふと思い出しました。

まだ浦和レッズのホームが埼玉スタジアムではなく、規模は小さいながら『聖地』として深く愛された駒場スタジアムだった頃の、最終節対サンフレッチェ広島戦。
J1の底辺崖っぷちにいた浦和レッズが、悪夢のようなJ2降格を決めてしまったその瞬間、数秒前まで沸点を保っていたスタジアムの熱気が一気に凍り付いて選手もサポーターもしばらく静止画のように動きが止まりました。
唯一、スタンドから見える、場外の色づいた銀杏の木だけが大きく揺れていたのを憶えています

現実感のない空気の中、周囲の静けさを破ったのは、隣のおじさんの小さな嗚咽でした。周囲の家族連れやカップルのサポーターたちも、気づけばスタジアム中が泣いていました。
おじさんは、応援でスカスカに嗄れてしまった小さな声で呟きます。
『レッズはこんなもんじゃないよな』『オレたちのレッズ、そっか・・また最初から出直しか』・・・
私ももちろん言葉を失って呆然としていたわけですが、その時、いきなり目の前に差し出されたのが、ストローつきのパックのお酒『菊正宗ピン』でした。

聞けばその男性、三菱時代からのベテランサポーターで、『三度のメシよりレッズ!という人生に悔いはなし』と言うほどの筋金入り。
朝起きた時から寝るまで、仕事中(不動産屋の社長さん)も頭の中は常にレッズ・・・だそうで、我がレッズのためなら金も時間も惜しくないんだ・・・とまで言い切ります(代表サポーターも同じですね)。
そして、ピッチで泣き崩れる選手たちを指して、『奴らも正念場だからな。J1に戻れる日まで、オレも酒を断つ!』とのこと。
駒場で復帰を誓って飲む、これを最後の一杯にするよ。お姉ちゃん、もうひとつあるからぜひつきあってくれ、というオファー?でした。

私はその頃はまだ『サポーター』ではなく『ファン』だったので(違いはたぶん『気合い』『チーム愛』『使命感』『献身』等々)好カードの試合ならどのチームでも観に出かける、というのが週末の過ごし方でした。
でも、前年にフランスワールドカップのジャマイカ戦を観て以来、小野伸二選手の可能性に魅せられてからはかなりのレッズ贔屓になっていたところだったのです。

世界のサッカーがどんなに凄まじいものか思い知らされ、惨めな気持ちで帰った98 年のフランス行きでしたが、それでも、次の大会は必ず・・・と思わせてくれる希望に繋がったのが、ラスト10分で交代し、ファーストタッチで股抜きからパスを通して流れを変えた、当時18歳の小野選手の存在でした。

菊正をチューチューしつつそんな話をした後、
おじさんは『よし、あんたももうレッズだ、We are REDS!』と泣きながら笑い、ストローで最後の一滴を思い切り吸い上げた後、真っ赤なベンチコートを翻して去って行きました。

なかなかチケットの取れない駒場スタジアムやアウェイの試合、サポーターの仲間には本当に親切にしてもらい、気がつくと、私も、いつしか赤いレプリカユニフォームが馴染んでいたわけですね。
そして、結局浦和レッズは見事に一年でJ1に復帰。ハラハラ続きの祈りに満ちたような復活の日のスタジアムは、歓喜の涙で溢れていました。
残念ながら菊正ピンおじさんの姿は見つかりませんでしたが、きっとあの日もスタジアムのどこかに、『We are REDS!!』と感涙に咽びながら、一年振りの酒パックを思い切り吸い込む姿があったはずです。

私は、ワケあって現在では故郷のベルマーレ中心に応援する、おとなし目の『Jリーグファン』になりましたが、レッズサポを自認していた11年間は、熱い想い出ばかりで、幸運なことに、一度も不快な思いをしませんでした。
Jリーグで、サポーターのマナーが悪い、トラブルが多い・・・となると必ず挙げられるのがこの浦和レッズですが、確かに、とりわけゴール裏やコーナーエリアでは他チームに比べて荒っぽい若手サポが多いことは周知の事実。また極度に結束が固いことも、排他的で強面の印象を与えたりするのかもしれませんね。

今回、3月23日に行われた、レッズ対エスパルスの無観客試合は、想像していた以上に、静けさばかりが印象に残るゲームでした。
静寂の矢がテレビ画面にも伝わって来るような、奇妙で見慣れない雰囲気の90分。監督や選手のかけ声も、巨大なスタジアムの壁にぶつかり、エコーとなって回ってくるほど。
結果は引き分けでしたが、痛いような情けないようなもやもや気分で観戦するのは、今でもファンとして浦和には一目置いている私にもかなりきつかったです。

二節前の試合で、数人の浦和サポーターが、『JAPANESE  ONLY』という横断幕を出したことで、人種差別と取られかねない・・・とされ、チームに対する制裁として課せられたというのがこの『無観客試合』。
メディアでも『差別問題』としてだいぶ取り上げられましたが、ただ、よくある旭日旗や横断幕、プラカードの騒動と今回少しだけ違うのは、スタジアム側からは一切見えない、コア中のコアなサポーターしか使わない『209ゲート』の裏側に掲げられていたということ。

現場では、すでに試合前に多くのサポーターが『あれはまずい』ということで、警備員やスタッフに撤去を求めたのに聞き入れられなかったということです。
一応警告はしたらしいのですが、彼らのあの気の荒さです。もしかしたら、掲げた本人たちも、警備員にスゴんだり、ヤクザのような口調で詰め寄ったり抵抗したりしたのではないでしょうかね(これは経験に基づいた憶測)。そして、クラブ側はこれを放置した結果、大問題に。
残念なのは、ある意味、『内輪』で自浄すればその場で解決したはずの、巨大なスタジアムのほんの一部のコアコア(サポーター本気指数?)な人たちしか使わない入口での出来事だったのに、何故それができなかったのか・・・

今回、無観客試合という『連帯責任』的な処分で、解決することは一体何なのだろう、としんみりと考えてしまいます。
実際に、浦和サポーターは他チームとのいざこざも多く、前科は数知れないので、厳しい制裁はある意味では大いに必要だし意義のあることなのかもしれません。

ただ、誤解されかねない文言の垂れ幕(横断幕と言うほど大きくない)を出したサポーターも追放に値する大罪だと思いますが、やはり、日頃からのクラブ側の対応の甘さも大問題だと言いたくなりますよね。
結果的に、別の問題を生んでしまうことになる。
『いいや、この問題は、内輪で摘み取るべきではなく、あくまでも差別意識そのものを撲滅すべし』などと言う人もいるようですが、私は、スタジアムでは人の思想や価値観を無理矢理変えるより先に、まずは表現方法、つまり『モラル』よりは『マナー』が少々優先されるべきだと思うのです・・・。
フェアなスポーツ精神は前提ですからねぇ・・・それにしても、悪質なサポーターは退場させるくらいの決定権を、現場の警備員が持ってはいけないのでしょうか。

国際試合などでは、最初に『不快だ』『傷ついた』と先に言ったもん勝ちになっているような状況もある中、
今回も、すかさず世界に向けて写真付きでツイッター拡散されてしまったという現実。
さらに案の定、いちばん懸念されていたことが・・・。
早速、Jリーグの他クラブチームでも、今回の『差別』問題に絡み、
『うちのフラッグもまずいのではないか』『旭日旗はやめようか』『ユニフォームが』・・
などという、浦和の問題とは違うレベルにまで、『自主的』にもほどがあるような自制の声がサポーターから出ている、ということです。
このままでは、結果的に、言葉を狩られたり、精神的に去勢されたようになってしまうのではないか、そんな不安さえ感じてしまいます。

『日本』や『日本人』を表す表現を、日本人の私たちがピリピリしながら使わなければいけない時代が来てしまうのでしょうか。今はとにかく、『自主的』が『自虐的』にならないことを祈るばかりです。

おっと、相変わらず世の中大変なのに、長々と失礼いたしました。

そうそう、
フーリガン気取りのチンピラサポーターはいただけませんが、でもね、
浦和の応援の迫力はやっぱり芸術的なんですよ。
他チームでは男女混声の声援が多い中、何故かレッズの応援は低音中心になる。
これは世界に通用する迫力だと思います。

フランスのスポーツ誌でも9位に選ばれた浦和レッズのゴール裏はこんな感じ・・
この人たちが、レイシスト集団などではないことがよくわかると思いますよ。

http://matome.naver.jp/odai/2138301416330955401

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【浅野久美】フラッシュの嵐で目も覚める

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『STAP細胞は・・・ありますっ』

うーん、このセリフだけはもっと博士っぽくドヤ顔で言って欲しかったのですが、小保方さんの、少々幼めの喋り方と、可愛くて弱々しい声と、そして二時間経っても全然色褪せていないヘビーなリップグロスのウエット感、のせいか、なんだか本来の焦点がゆるっとぼやけてしまったような感じじゃないですか。
さらに、『カッポーギ着て200回、肉じゃがに成功しました』みたいなノリの突然の『200回発言』には、急にすべてがウソ臭い会見にも思えて来る始末・・・
あーあ真剣に観て損しちゃったかも・・などと、軽く悪態つきながらも、そこそこ春爛漫を満喫出来ている浅野です。皆様今週もお仕事お疲れさまでした。

しかしあの会見って、ムリヤリにでも開きたかったのはどうみてもマスコミでしょう。
結局、視聴率や購買数のために、あのヒステリック気味な報道につき合わされたのは国民の方、という感もあり。

一般的には、万能細胞そのものの有無や捏造のプロセスあたりが最も単純に確認したかったところで、私も、研究者個人の人物像などよりは、むしろ、最初に発見された時の、チームや研究所の反応の方が知りたいし、さらに、STAP細胞があるのなら、一日も早く世に出すために、今後の研究はどこで継続されるのか、ということには興味がありました。
『裏切られたと思っているかどうか』なんて内輪のことを聞き出すよりは、このテの発見を恐らく鵜の目鷹の目で狙っているであろう外国の業界などに、ちゃっかりさらわれたりしないよう、誰が責任を持ってレシピをガードしていくのか、などをもっと追求して欲しかったです(理研には多くの外国人研究者も在籍しているそうですね・・・特に中国や韓国)。

まして『割烹着はいつから着ているのですか?』なんてあーた、んなどーでもいいくだらない質問してんじゃないわよ、この○○記者!!・・・と、呟きたくなってしまうわけです(ツイッターやらないのでフツーのアコースティックな方のツブヤキね)。

まあ、つい鼻息が荒くなるのは、『若返り』の細胞に大きく希望を持ったのにぃ・・・と、アテが外れたためかもしれませんが(笑)。

何れにしても、(モニター画面でも)どアップで長く顔をつき合わせれば人間、一定の親しみや情が湧くものです。

15分なら厳しい目→30分の会見なら同情→一時間なら何となく擁護・・
くらいで済むものが、二時間半という長い時間を、ダラダラと彼女の不安そうでイタイケな涙目を見ているうちには、多分、世間(特におじさん)は、思わず頭を『いいこいいこ』してあげたくなるような庇護願望に近いものが芽生えてくるのではないでしょうか。
結局、あの長い会見の成果は、おじさまたちの味方をぐっと増やしたってことに尽きるのだとすれば、それなりに開いた甲斐もあったのでしょうかねぇ。

若返りといえば、女性にはお肌の乾燥やら眉の間のシワも気になるとは言え、私が最近、なんとか取り戻したいと思うのが、昔の両目1.5の好バランスな視力なのですよ。

最近、益々極度の乱視で(まだ老眼ではありませんよ、断じて)、しかも、花粉やら黄砂やらもあり、いつまでも目薬が離せません。

先日、チャンネル桜の近所でモンシロチョウを見ました。
都心では何年振りだろう・・・と、ちょっと魔が差して捕まえようとしてみましたが、蝶々は捕獲できず。
子供の頃はひょひょいと間単に小さな手の中に収まったのに、いやはや、すっかり感覚が衰えて鈍くなったものです。それとも、都会の蝶々が機敏なのか・・・お日様の目つぶしにもあって、一瞬、焦点がブレてクラクラしてしまいました。
「ほほほ、つかまえてごらんなさーい」と言わんばかりに、桜の花びらに混じってひらひら飛んで行く蝶を目で追いながら、自分なりの無常っぷりを渋谷のど真ん中で感じた昼下がりでした。
そして、まだ寒いのに、おしゃれ優先でナマ脚&ノースリーブ姿の若い女性たち・・・彼女たちを交差点で眺めながら、うーん、やっぱり万能細胞欲しいかもね・・と改めて期待してしまった次第であります。

それにしても、眠くてぼんやりしがちな季節の到来ですねぇ。
『春眠不覚暁』と言いますが、いよいよ白熱の欧州サッカーを夜中に観始めてしまったりすると、終わればすでに明け方・・・・つまり、暁を覚えてから二度寝するので、『覚暁再春眠』?ってことになりますか。
こりゃ、半端に途切れて余計に眠いわけですな。
寝床から爽やかに飛び出して、速やかにしゃきっと出来るような、朝から血の巡りのよいHOP STEPな細胞が欲しいものです。

知り合いに、JRの某路線(青い電車)の運転士さんがいるのですが、一般社会人の数倍は要時間厳守であるはずの彼ら、早朝勤務の時などは、前夜はものすごい目覚ましシステムの部屋で眠るらしいですよ。
なんでも、アラーム音は他の職員まで起こしてしまうので、ベッドそのものに特別な仕掛けがあるとか。
それは、起床時間が来ると、まずはマットが軽く震え始める、というもの。
そして徐々に振動が大きくなり、そのまま無視していると、なんと最後には大きく暴れ出し、オトナの男性を床に投げ出すくらいの威力で揺さぶられるとか。
いやいや激しいですね。その運転士さんは『エイリアンと同衾』・・などと笑っていましたが、その様子を想像すると、むしろエクソシストのテイストかもしれません。
一般に商品化されているのかどうかはわかりませんが、同様の物がテレビ局などにもある、と聞いたような記憶があります。
朝からベッドと格闘するのはヘトヘトになりそうですが、さざ波程度の弱い振動ならば、電子音のアラームで起こされるよりは快適かもですね。
質のよい睡眠が若い細胞を保つ、と、よくテレビなどで女医さんが言っていますが、そういえば、先月末、消費税5%時代ラストに私が駆け込みで買ったのが、ちょっと高級なマットレスでした。『睡眠生理学なんちゃらに基づいて、深い眠りを』というキャッチフレーズでしたが、でも、いまのところは寝起きのぼんやり感はそんなに変わらないまま。

今さらですが、STAP細胞が本当にあったら、不老長寿も可能な世界になるのでしょうか。もちろん、難病治療に関しては何よりの朗報ですね)
・・・ってことは、少子化で人口が減っても、一人の寿命が150歳で二人分の長さなら、労働力不足は解決できるのかな・・・なあんてナンセンスなことを考えてはみたものの、でも、健康は必須とはいえ、トシも取らず、いつまでもいつまでも死ねなくなってしまうのもそれはそれでなんだか辛そうですよね。

ということで、とりあえずは自力で元気を保つことにいたしましょう。
あ、でも、我が家の愛猫が長寿になればずっと一緒に居られるし、スポーツ万能細胞があればドーピングなしで凄い速さで走れるかも・・・と、
やっぱり埒もない事を期待してしまう、眠らなくても夢を見ているような、単細胞な私の春の妄想なのでありました。
ではでは、よい週末を!

PS
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【浅野久美】レアな被写体

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世間ではGWモードに突入!・・・なのですが、派手な予定も特になしの平常運転。
そして、『次郎』といえばもちろんラーメン、寿司といえば、回転しているものを狙ったり、立って注文する方がずっと落ち着く、でもスニーカーだけはナイキ『AIR FORCE 1』愛用の浅野です。
みなさま今週もお疲れさまでした。

しかしこの3日間、都内は警備で騒然としていましたが、国賓オバマさんには無事にお発ちいただいて何よりです。
さすがに大統領来日となると、通行止めや区画封鎖、検問やら渋滞やらですごく不便。おまけにおまわりさんだらけで何かにつけ物々しい空気。
荷物が大きくて、いつも疾しいこと満載の私などは、何となく疑われているような気分になるものでして、わざと笑顔で爽やかさを装いながら警官の前を通り過ぎたりする卑屈な3日間でした。
こんな時は近寄らない方が得策だと思うのですが、初日から銀座のお寿司屋さんの付近には見物の人々がごった返していましたね。警備の需要を増やすなよ、とも思いますが、わざわざ会食の店が『すきやばし次郎』だと事前にバラされていたわけですからこうなるのも当然ですか。
そりゃあーた、合衆国大統領といえば、とりあえず地球規模の大物有名人ですもんねぇ。
大抵の人は『見たぞー』『撮ったどー』と、大いに自慢したくなるでしょう。
ちなみに、私が『撮ったどー』で自慢したことがあるのは(大物感はまったく比較になりませんが)、2005年(チャンピオンズリーグ決勝の前日でした)、イスタンブールの狭い石畳を歩いていたら、前方からやって来る、サッカー元トルコ代表のイルハンマンスズ選手にバッタリ遭遇したことがありました。
次の日の決勝にはまったく関係ない選手でしたが、一応強い運命?を感じ、思わずツーショットで撮った写真ですね。その後イルハンさんは引退して、フィギュアスケート選手になったとか。
今ではすっかり過去の人になりましたが、日韓ワールドカップ後は日本でも女性ファンが多く大人気でした。写真もさることながら、裏通りをぶらぶら歩いて出逢う偶然性だけでも羨ましがられたものです。
今なら、写真を撮りたいマイベスト1は、断然ふなっしー!
あんなシュールで奇妙な物体に、何故こんなオトナの女までが甘苦しい親しみや悲哀を感じるのか、自分の母性本能というものに強い疑念を抱きつつも、この手であのカラダに触れてみたい、などと秘かに夢想する今日この頃なのであります。
2番目は、クラブチームのユニフォームを着た香川選手や本田選手、そして3番あたりに、普通に服を着た、憧れの江頭2:50さん・・かな。ある意味すごくレアだと思うのですが(笑)

ところで、オバマさんって、普段は編集映像でバストショットを見る事が多いせいか、タラップを軽やかに降りて来た時の姿は足長で若々しく見え、「やっぱノッチに全然似てないじゃん」というのが最初の印象でした。個人的には、大統領本人よりも、世界最強の車と言われる大統領専用車『キャデラックワン』(ザビースト)が見てみたかったなあと思います。
だって、あの車の中には、核ミサイルのボタンも備わっているわけでしょ。
そんなシロモノ、地球上にそうそう存在しないのですから、結局あれが最もレアな『見たどー』になるのかもしれませんね。核戦争を始めることが出来る車が、わが都内を走っていたと思うと、現実感もないのになんだかおしりがムズムズしてきます。
『撮ったどー』と言えば、これまた17、8年前のずいぶん昔の話ですが、私がテレビ番組の新米コーディネーターだった頃、旅客機のコックピットの中で、立ったまま撮影&着陸したことがあります。
(たぶん、これは自慢するような話ではなく、お叱りを受ける類の話ですね)

『空港』がテーマのドキュメンタリーで、私は中国東方航空の取材担当でした。
「コックピットに入って、空から見た日本の空港の印象を、中国人機長にインタビューして来い」・・・という、無茶振りで有名な鬼プロデューサーのリクエストがあり、上海で何度も公式に交渉したのですが、当然、「操縦席は重要な機密である」「あなた方がハイジャックをしない保障はない」などと強く拒絶され、テレビカメラを入れる許可は下りませんでした。駆け出しのコーディネーターとしては、是非とも貴重な映像やコメントで作品に貢献したいところですが、あの国でなくても、そんなもの簡単に許可が出るわけがありません。

で、今思えばイケイケだった若気の至り・・としか思えませんが、飛行機が着陸体勢に入った頃、CA女史たちの怖い目を盗んで、さりげなく操縦室の扉をノックしてみました。
するとドアが開き、副操縦士が「何か用かい?」と意外にもにこやかに聞いてくれたので、それとなくお願いした結果、なんと袖の下もなしに「問題ないよね、機長?」となり、そのまま軽いノリで入室・撮影・インタビューOKが出てしまった訳です。(このあたりは、やはり超テキトーな国柄ですね)

一方、「とっとと席に着け!」「勝手に死にやがれ!」「この大バカ!」と、半狂乱のスッチーには散々罵倒されることになるのですが、もうすでにカメラは回っているもんね・・・ということで、奇跡的にゲリラ取材には成功しました・・とはいえ、その際、私は操縦室の壁の金具、ディレクターさんはパタパタ開閉している扉に摑まり、両手が塞がっているカメラマンの腰をそれぞれの片手で支えながら踏ん張る・・という相当ムリな状況で、スタンディングでランディングという、人生でも忘れられないダイハードな流れになったのでした。

やがて雲の切れ間から、真っ青な海と関西空港のキラキラした滑走路が眼下に広がった時には、予想以上に感動してしまいましたが、さすがに着陸の衝撃は想像を遥かに超えるもので、当然、立ったままで無事でいられるはずはありませんでした。
凄まじい体験をしたような気分でいながらも、実際には、『シートベルトの重要性を改めて理解しました』・・・的な、至って地味で痛いオチとなった印象の取材フライトでしたっけ。

そうそう、ちなみにあの時の鬼プロデューサー氏、現在はCS放送で某保守系チャンネル(217ch)の社長をされていますが、どうやら今でも無茶振りっぷりはそれほど変わっていないようですよ(笑)。

ではではみなさま、素敵なゴールデンウィークになりますように!

 

PS

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【浅野久美】暗中模索

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新緑の空気を思い切り吸い込んで、鼻歌でも唄いながら元気に出かけよう!・・・と爽やかなフリをしたいところですが、たまたま出がけにテレビから流れて来た殺虫剤のCMソング、通りすがりの店から聴こえた演歌のサビ、スーパーの鮮魚コーナーでかかっている『サカナ、サカナ、サカナを食べよう』音頭?など、無意識に入って来たメロディほど、その後何をしていてもしつこくつきまとわれて、脳内で際限なくリピートしてしまうものです。
あれって、うるさくなってたまに頭を振ってみたりするのですが、何故か全然離れて行かないんですよね。
・・・というわけで、最近の頭の中のBGMはほぼ終日、すり切れるほど『SAY YES』が回転し続けている浅野です。
みなさま、今週もお仕事お疲れさまでした。

無意識・・といえば、つくづく不思議なのは、頑張ってもそうそう憶えない意味不明の横文字も、何度か聞き流しているうちに、自然に馴染んでいること。
もうすでにスラスラ言えてしまう『安息香酸ナトリウムカリウム略してアンナカ』なんて、普通に暮らしていれば一生出くわさない単語だし、カラダによい『DHA(ドコサヘキサエン)』とか、カラダに悪い『メタミドホス』なんかもしかり・・・
あ、そう考えると、石川遼君の『聴き流すだけナントカ(ここは何故か曖昧)英語』の宣伝も、効果はそれほど盛っていないのかもしれませんね。

そうそう、歯磨きのCMでよく聞く『グリチルリチン酸ジカリウム』などという、なんだそりゃ的な言葉さえ、実際に完璧に言えるし・・。しかも、口に出すと『きゃりーぱみゅぱみゅ』と同じくらいの達成感さえあります。
うーん、このことに子供の頃から気づいていれば、もっとおりこうになって宿敵のY先生(担任)にもご贔屓いただけたのかもしれません(笑)

まあ、そんな意識・無意識の仕組みやらに加えて、我々の素直な心の性質をさんざん悪用して来たのが、今、最も抵抗すべき、内外からの積年の『刷り込み』だったりするわけなんでしょうね。
そして、真面目な優等生ほどその刷り込みに影響されてしまう傾向にあるのも、日本の大きな悲劇かもしれません。
しかし一方で、まったく世の中に興味がない、という層もかなりまずいわけですが・・・

夏日だったせいか、ここ数日の渋谷あたりも、急に露出度の高いギャルが増え始めました。
そういえば、日本の総理大臣とアメリカの大統領の名前を質問したところ、ハチ公前の若者100人中80人以上の人が答えられなかった、という衝撃的な番組を、たしか数年前に観たことがあります。
まあ、わざと裸同然で歩いているようなコギャルばかりを選んだのでしょうし、しかも当時は野田政権だったはずなので、インパクトがなくても無理はないのかもですが・・・

でも、いつも思うのですよ。
万が一、彼女たちがこれからもずっと政治や歴史に興味を持たないままだったとしても、少なくとも、『なんかよくわかんないけどぉ、日本ってとりあえずイケてる国なのに、移民とかチョー要らなくね?』『うちらのひーじーちゃんたちが大虐殺するなんて、マジ絶対ありえねーし』ぐらいは最低限言える程度の良識刷り込み方法について、今後、集中力を切らさずにアンナカ模索?する覚悟が、戦後レジーム脱却のためにチョー必須でございますな。

ハチ公前といえば、交通整理の『DJポリス』が名物になるほど、いまやサッカーの代表戦後には必ず大騒ぎになる『ニッポンバンザイ』スポットと化してしまいました。
オトナとしては、『こらこら、公共の路上を占拠してはいけませんよ』と言うべきなんでしょうけど、日本が勝ってあれほど狂喜乱舞出来るなんて、頼もしくて可愛い人たちじゃあーりませんか・・・なんてことも実は心のどこかで秘かに思ってしまうわけですね。(秘かに思うだけでなく、あの場にいる可能性も充分あったりして)
とはいえ、酔って騒げば怪我をしたり誰かに迷惑をかけたりする危険性があるのも事実なので、もう来月のワールドカップは、渋谷のハチ公前交差点を、日本戦の試合の日に限り歩行者天国エリアにしてしまえばいいのに・・と勝手ながら思います。
で、周囲の巨大なモニターテレビを見上げて、パブリックビューイング。
ちなみにグループリーグ三戦のうち、2、3試合めは日本時間で平日の朝7時と5時ですが、初戦の対コートジボワールは6月15日、日曜日の午前10時キックオフです。日曜日のお昼少し前くらい、日本中が最初の祝杯を挙げているといいですねぇ。

日本代表といえば、女子サッカーアジアカップ、夕べのなでしこジャパンの劇的勝利には心底痺れました(痺れを切らした、という意味合いもあるけど)。
観ているだけで力が入って、二の腕が軽い筋肉痛になるくらい、最後までハラハラな展開でしたが、まずは我らが澤穂希選手の神業的ゴールでは、思わずホッピー(黒)が逆流するくらい度肝を抜かれましたよ。もう、えっ、いまの何?・・ってくらいのすごいやつ。
澤選手が、ニアに向かって駆け出した時の姿、彼女の青いユニホームが一瞬ヒョウ柄に見えたのは私だけでしょうか。
宮間選手のコーナーキックからのピンポイントなので、2011年のワールドカップが蘇るような感覚も心躍りました。

そして、『オマエらは政治もスポーツも暴力集団かっ!』と中指を(もちろん心の中で)立てたくなるくらい、蹴ったり突いたり倒したりと、呆れるほどのラフプレー満載だったのが中国選手たちでしたが、そんな中、120分走り続けていながらさらに精度の高いボールを蹴る宮間選手もまさに称賛に値します。
岩清水選手のゴールも素晴らしかったし、いやいや、フェアプレーにはほど遠い『○○チーム』を相手に本当によく勝ってくれました。(特にこのご時世、地元のベトナム人も、思い切り日本を応援してくれていましたね)

それにしても、いちばん酷かったのはタイ人の審判じゃないですか。
イエローカードを二枚もらったのに、退場せず、素知らぬ顔でそのままプレーを続けている中国人選手の神経にも驚きますが、それに気づかない審判も審判ですよ。
『袖の下』という文化が深く根付いている中国です。まさかアンタ何かもらってないよね?と疑いたくなるような中国有利の不可解な判定ばかり。
いや、でも逆に『素』であのレベルだとすれば、それはそれでまた大問題だというくらい、何れにしてもかなりプロ離れしている審判でした。

さあ、いよいよ25日(日)、オーストラリアと決勝です。
前回のドーハでの男子アジアカップも決勝はオーストラリアが相手でしたね。個人的にはベスト5に入るよい試合です・・・粘って粘って最後に獲った大きな勝利でした。
よーし、悲願のアジアカップ優勝!なでしこジャパン、勝ってくれ!!

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『去年よりもももっとひどい年になる』との呼び声高い平成26年も、早いものでもう6月。
紫陽花の重い花が、しっとりと雨にうなだれる季節となりました。
(あれって雨に濡れてこそ美しいですね。カラカラに干涸びたアジサイほど、見てはいけない花はありますまい)
大きな声では言えませんが、実は本来は梅雨がいちばん好きな季節。子供の頃から、父のボーナス時のプレゼントは毎年新しい傘をリクエストしていました。
連日の雨となると、足元も不便で髪もふよふよ、バスは遅れるし、お風呂にカビで世間は不快指数マックス。
それでも、静かに降る生暖かい雨には最高にトキメキを感じるワケでして、実は、じめじめと暗~い性格なのかもしれない、雨女の浅野です。
(しかしそれも、まっすぐに落ちてくる昔ながらのしとしと雨でのこと。最近では異常気象で被害も甚大になり、そんな能天気なことは言っていられなくなりましたね。いま現在、我が家のベランダもプール状態です。)
みなさま、今週もお仕事お疲れさまでした。

個人的にはワールドカップ年は一生記憶に残る節目なので、『ひどい年』にはしたくありませんが、
首相の言う『瑞穂の国』と、我々が望んでいる瑞穂の国とは、どうやらその差13000『乖離』くらいの瑞穂違いなのでは・・などと、深く不信に陥ってしまうネタも続々と出現。
そしてさらにその都度、目標設定や方向性のバラエティー豊か?な論争が絡み合うのを見ると、前政権の頃の、向かうべき敵の的がはっきりしていた大同小異の強い連帯感が、なんだか懐かしく思い出されるほどの今日この頃です(二度と戻りたくはありませんが)。

とはいえ、少なくとも、中韓への滑稽な土下座外交をさんざん見せつけられるストレスが無くなったのはありがたい。
で、その分、アメリカという国の存在を常に意識するようになったのも、『打倒中韓は、ほんのプロローグ』・・・という実感とともに、情報のリテラシー度が、三段階スライド方式公文式に上がって来た背景のひとつとも言えるのではないでしょうか。

数年前はスタンドで観戦しているような遠巻きに引いていた目線が、いまや我々もみずからピッチに下りて、ベンチ脇からの参戦の目線に近づきつつある・・・まあ、だからこそこんなに真剣にやきもきするのでしょうけど。

それにしても、韓国や中国批判のタブーはだいぶ薄れて来たし、もともとがわかりやすい相手だったわけだけど、いまさらながら、アメリカ批判に関しては、大きく論壇を分つほど複雑怪奇で難儀なことなのね・・と改めて感じます。
いつも思うのですが、例えば日本人がもしも韓国的なセンスと粘り気?と行動力を一部でも持っていたら、たぶん地球上隅々に原爆の被害の像を建て、米国の核兵器使用を世界中で今こそ改めて検証しよう・・という大キャンベーンを展開することもあったのでしょうし、仮にアメリカ人の方が戦後日本的な反省大好き史観を共通に持っていれば、ハリウッドで広島長崎を見据える大作映画だって何本も出来ているはずです(アメリカ映画界に勤める友人の話だと、過去に大物監督からの企画も度々出ているけど、通ることは無かったということです)。
戦争に勝とうと負けようと、核兵器を現実に二度も使用した大虐殺国家は紛れも無くアメリカであるのに、核のニュースになってもそこのところを突っ込むセンセイやコメンテーターは地上波で見た事無いですもんね・・・・

関係ないけど、昨日、クリスピークリームドーナツという激甘のお菓子を初めて食しました。何あれ。暴力的なほどの凄まじい甘さ。
アメリカ発のポップコーン専門店も原宿で行列が出来ているとか・・・見た目も味も雑でポップなアメコミ風なあたりが、日本の若者にも『かわいくてオシャレ』に繋がるのでしょうか・・・(という私も、気づいたらちょうどアメコミ風Tシャツを着用)
そういえば最近、
『アメリカ人は何故肥るのか』(日経プレミアシリーズ)猪瀬聖著
という本を大変興味深く読みました。貧困であるほど極度の肥満になる・・・アメリカ独特の矛盾ですね。

あ、そうそう。さらに話は飛びますが、数日前にこんなスリリングな出来ごとがありました。
私、とうとう詐欺に出くわしてしまったんですよ。噂には聞いていた、ネットオークションの次点詐欺。
すんごく欲しかったものが出品されていたので早くから入札していたのですが、終了間際に数人と争い、結局競り負けて他の方に落札されてしまい、意気消沈していました。そんな矢先に届いたこんなメール。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

はじめましてこんにちは、
ワールドカップ の ××○○△△(商品名)
を出品致しました××××○○○(本物の出品者のニックネーム)と申します。

実は先ほど落札者様より連絡をいただいたのですが、ご本人様の
お身内のご都合により、急きょ辞退させて欲しいとの事でした。

何度かお話した所、悪意があったとは思えませんでしたから
表面上は処理することに致しました。
最終の入札額でお譲りできればと思っております。

無理な相談とは思いますが、宜しければご検討お願いします。

また失礼ながら他のかたにも連絡させて頂いておりますので
連絡が先にとれた方にお譲りしたいと思っております。
それでは連絡をお待ちしております。

メールが迷惑BOXに入りやすくなっていますので
返信が遅いと感じましたら迷惑フォルダのチェックをお願いします

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

というわけ。
そこそこ丁寧だし、喜びと同時に焦りも感じさせて対応を急くような工夫もあり。
いやいや、手が込んでますねえ。

その後、ひっかかったフリをして、その詐欺師のアドレスと同時にオークションシステム上の本物の出品者のフリーメールアドレス宛にもCCで返事を送りました。(ネット環境に弱い私にしては精一杯)

最初の詐欺師からのメールも付けたまま、『こんなご時世なので、失礼ですが念のためにお手元にある商品の新たな角度の写真を送ってください』と返したところ、すかさずこのメールが返って来ました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

申し訳ありません

ただいま出張中にて対応ができないため
今回は他の方からもお話を頂いておりますので
そちらの方とお話をさせていただきます事を
ご了承ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ですと・・・・なんだそりゃ。
そしてありがたいことに、CCで呼びかけた本物の出品者からも、『そんなメールは送っていません。詐欺です。ご注意を』という親切な応答もありました。
まあ、たまたま私は情報リテラシーが上がっていたおかげで(笑)詐欺師に出くわしてもなんとか被害に遭わなかったのはセーフなのですが、でも、実は正直に言うと、最初のメールが届いた時には、一瞬『おお、ラッキー!』と涙目で有頂天になりかかってしまったのも情けないけど本当のところ。
だって、サッカーファンなら誰でも欲しいその商品、金額がどんどん上がっても、完全な脳内インフレ状態になっているのです。
その異常な状態も収まらないところに、ファン心理をついて利用する輩が居るわけですね・・・・・オレオレ詐欺にひっかかる、孫を想う老人の気持ちが少しだけわかってしまいました・・・警察には通報しておこう。

ついでに詐欺繋がりでもうひとつ。
都内で開業していた知り合いの医者が、最近クリニックを閉め、飲んだくれて落ちぶれてブラブラしている・・と噂で聞きました。
心配になり早速連絡をしたところ、今どき、アダルトサイトのワンクリック詐欺だかにひっかかり、なんとズルズルと800万円も騙され取られたというのです。
で、奥さんにバレて離婚を迫られるわお金は返ってこないわ息子には罵倒され続けるわで、とうとう精神的に参ってしまったとのこと。
そのドクター、地元で有名な耳鼻科の名医だったのに、どうやらご自分の鼻は利かなかったみたいです。
あの手の詐欺は、発信元がバレないようなシンガポールや香港を中継ぎしてやりとりしているらしいのですが、世界には、悪事には滅法長けていて頭を働かせる人たちがいるんですね。犯罪もずいぶんグローバルになったものです。
そしてこれからの世の中、増えることがあっても、新たな手口は減ることはないのでしょう。始めからヤワな日本人をターゲットにしている人たちにとっては、日本のグローバル化って益々おいしいステージなんだろうなぁ。くわばらくわばら。

さて、本来の意味のグローバル(地球規模)で盛り上がるサッカーの祭典がいよいよ来週開幕いたします。
次回はもしかしたら地球の裏側からご挨拶が出来るかもしれません
2014ワールドカップブラジル大会、ぜひ楽しみましょう。

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【浅野久美】太陽を待て茶

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この地に着いてから、毎日毎日がまさかの陰鬱な雨。
それもかなりの激しい土砂降りが続いた海辺の街ナタールは、今朝やっと6日ぶりにスッキリ晴れ上がりました。

太陽光線MAXの白砂ビーチやサンバのリズム、
原色の水着や陽気な人々がいまにも踊り出すアッパーな気配など
本来の定番イメージであるテイストがまったく感じられなかった日々が
明け、ようやく自分がどこに来ているか実感が湧いてきたブラジル滞在。
(太陽のマテ茶じゃなかったんかい)

いくら好雨女でも、さすがにワールドカップ中に何故土砂降りなのよ?と、半ばヤケになりながら、地球の中心の反対 でアイーンを叫んでいる浅野です。

みなさま、今週もお仕事お疲れ様でした。

いやはや、とにかくブラジルは遠いの遠くないのって。
単純に飛行機に乗り続ける時間だけでもサンパウロまで27時間。
さらに滞在先のナタールまで国内線で4時間。
乗り継ぎ二回の10時間を入れれば、日本を飛び発った41時間後にやっと目的地に辿り着いた、というわけですね。
もはや時差ボケ…などというシャレた現象よりも、単純に、ひたすら座り続けた疲れのほうがしばらく身体から抜けない違和感ありの長旅でした。

さて、これまでに、
日本初戦の対コートジボワール、二戦目のギリシャ戦の応援のほか、メキシコ対カメルーン、ガーナ対アメリカの試合を観戦しました。
メキシコも本大会常連の国。
個人的にもファンなので毎回思うのですが、小柄な選手たちが展開する細かいパスの鮮やかな連なりもさることながら、時間や天候に一切関係なくいつも安定の総ネアカっぷりなサポーターに逢えるのも楽しみのひとつです。
一緒に混じって応援するならひときわ愉快でフレンドリーなのがメキシコサポーターたちなんですね。
常に酔っ払っているようなノリの彼らははっきり言ってあまりデリカシーはありませんが、何より中立の観客を楽しませることに長けていて、自然に周囲を巻き込むのがとても上手い。
こちらが日本人だと判ればすかさず「JAPAN グレイト!」「カガワ アリガト」「ゲイシャ ピカチュウ」などとテキトーな掴みで軽く気を引き、あとは「メヒコ」コールが起こると両手を挙げて私たちを乗せるわけです。

メキシコはいつも試合ごとに強くなる印象があり、次のブラジル戦でも互角の闘いを展開してくれた時は、一緒にテレビ観戦をしている周囲のブラジル人たちに気を遣いながらも大いにメキシコを応援してしまいました。
そうそう、このブラジル対メキシコの一戦の日、
この日の午後は街から人が急に消え始め、試合一時間前にはタクシーも流れていない状況でした。ちょうど私たちは数人で宿から離れたショッピングモールにいたのですが、あとで聞いたら、ブラジル絡み試合のある午後は全国民の半日休日となるそうで、タクシーも警備員も店員さんも蜘蛛の子を散らすようにさっさと自宅やテレビ前に帰ってしまうというわけなのです。
こちらは帰りの手段に困り果てつつも、さすがにサッカー大国でのワールドカップ!と、一方では感激しながらどうにか戻ってキックオフに間に合いました

ガーナ対アメリカでも、それぞれのサポーターのみなさんには魅せられました。
私はゴール裏の少数派ガーナ人エリアに移動して観ていたのですが先ずはスタジアムを包む圧倒的な人数のアメリカサポーターによる国歌の大合唱。
オリンピックなどで聴き慣れたメロディーでも、一般国民の生の声が奏でるアメリカ国歌は、その音程の統一感と堂々とした伸びやかな迫力から、彼らが国旗や国歌を身近に置いて親しんでいる日常を想像させます
好き嫌いは別として、一瞬、完全にスタジアムを支配した大国の風格には「やっぱりこの国には勝てないのか」と感じると同時に、例えビール片手であっても、その場にいるすべてのアメリカ人が「我が国」を意識しながら歓びに満ちて声を張る姿に、悔しいながらも心動かされて軽く鳥肌を立ててしまいました。

一方、ガーナサポは心底ワールドカップという舞台を楽しんでいるようで、民族衣装のほかにも、仮装や踊りをベースに自国の応援を華やかに盛り上げます。
それでも、先制されていた一点を取り返した時には、ほぼ全員のサポーターが天を仰いで胸に手を当て「   ヤミーショウ 」 (神のご加護)と叫びます。
余談ですが、この時、隣で応援していた老夫婦の奥さんとハイタッチをしたところ、なんと私はそのご主人にふわりと持ち上げられ、天に突き上げるかたちになってしまいました。そう、いわゆるお姫様抱っこってやつね。
生まれて初めてのお姫様抱っこが、ガーナのダンディなお爺ちゃんがお相手とは我ながら渋いですな。(いや、もしかしたら、「この女イケニエに焼いて食おう」という儀式だったりしてね)

さて、ワールドカップのグループステージも佳境に入ってまいりました。

もちろん言いたいことは山ほどありますが、日本戦に関しては、現地よりも日本にいるみなさまの方が良くも悪くも情報が豊富だと思うので、その話はまた後日ゆっくりいたしましょう。

いまは次のコロンビア戦にきっちり勝つことと、他力本願だろうと神頼みだろうと、サッカーの神様の微笑みを求めることです。(ギリシャ頼むから奮起してくれ!)

では、引き続き、決して諦めないワールドカップを!!!

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【浅野久美】泣き男と告げ口女

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ブラジルに着いて最初に観た、土砂降りのメキシコ対カメルーン戦でいきなりお気に入りの傘を入口で没収されてしまったので(厳密に言えば、隠しきれなかったので)、その後は雨が降っても強い日差しが出ても、帽子以外はほぼ抵抗できなかった現地の二週間。

特に3試合目の内陸クイアバはむしろ雨の少ない土地なので、乾燥して舞い上がった土ぼこり(特に未完成のままの道路やスタジアム周辺の工事による)と強烈な紫外線を避けるために、マスクと日傘は必須アイテム。
・・・というわけで、オトナの女にとって超禁忌の南半球日焼け。。。おかげで今になってほっぺのあたりがカサカサして痒いので、実家で思わず懐かしのメンタムを軽く塗布したところ、想定外のメントールっぷりに半日ほど涙目で過ごすことになってしまった日本の夏。
帰って来て、まだ時差ボケと通常のボケとの境目をうろうろしている浅野です。
みなさま今週もお仕事お疲れさまでした。

いやいやしかし、度肝を抜くような記者会見が、メッシクラスの強烈なパフォーマンス性をぶちかましている兵庫県の議員さん。

記者にあれこれ注文したり、開き直って怒ってみたり、突然『少子化問題、高齢ヒャッハーウワー(頭を振る)』と謎の号泣マックスモードになったり・・そうかと思うと急に我にかえって冷静になったか・・と思いきや、フェイントの後、突然絞り出すように大泣きしてダダをこねてみたり・・・・
な、なにあの『中盤でトリッキー』的な緩急つけた高速ドリブル珍獣は?
よく次々とマスコミのおもちゃになるような、映像力の高い凄いキャラクターが出てくるものですねぇ。
どうせ散々VTRを使い回された後に、忘れた頃に御本人が出て来て、サンデージャポンあたりのひな壇にちゃっかり座ることになるのでしょう。

そういえば、帰国して最初に確認したニュースは都議会のセクハラ発言の一件でしたが、プロセスがいまいちわからないままいきなり鈴木都議の90度の謝罪シーンを見た時は、テレビの企画か何かで公開プロポーズでもしているのかと思いましたよ(不謹慎ですみません)。
まあ、なんと言っても鈴木都議といえば、二年前の夏、一緒に魚釣島に泳いで上陸した私の尖閣兄弟です・・・腰が低くて正義感の強い硬派なイメージがあったのでヤジ騒動は意外でしたが、それよりなにより、都議会の恥をわざわざ特派員協会で会見をしてまで海外に流布するあの女性議員はなんなの?
外国に言いつけて、自分の不遇な身の上を喧伝したがるどこかの女性大統領みたいなみっともない真似はやめて欲しいものです。
あんたの公人としてのデリカシーのなさも相当のもんじゃないかい?とお相手の女性議員にも突っ込みたくなるような、双方スッキリしない会見の内容でした。

そうかと思えば、小保方さんの実験に関しての理研の会見。
『(あんな彼女のことだから?)お茶の道具を揃えるのにも時間が必要だろう』的な内容を、ニヤニヤしながら人をバカにしたような口調で喋るおじさんのトーンの方に、よほどセクハラっぽいテイストを感じてしまうのは私だけでしょうか。知れば知るほど、なんだかドロドロして恐ろしい現場なんですね。
子供の頃、リケンのわかめスープの澄んだダシが好きだったのになあ・・・

ところで、号泣で忘れられないのは、97年の山一証券経営破綻の際の社長の会見でしょうか。
(『社員は悪くありませんから』と、繰り返しテレビ画面に映し出される泣き崩れた社長さんのお顔が、アニメの何かに似ている・・と薄々思いながらいまだに思い出せないままなのですが)
当時山一の社員だった人が友達にいたので、個人的にもとりわけ衝撃を受けたニュースでしたが、大学生の就職したい会社ランキングの上位に入っていた企業のあっけない結末は、これからは大手神話がどれほどアテにならないか、という認識がぐっとリアリティを増すきっかけになりました。
97年といえば、3%から5%に上がった消費税増税の年として、今回の増税の弊害を語る時にもよく引き合いに出されるのでおなじみの年号ですね。

ちなみに1997年は香港返還の年でもありました。
その頃は毎月訪れていたほど公私で身近な土地だったので、7月1日は私も返還の瞬間を現地の九龍島サイドから見届けましたが、

思えばあの日も、記憶に残るほどの土砂降りの雨・・・・セレモニー後のせっかくの花火も、音は響いても雨に煙ってしまって精彩に欠ける緩んだシルエットでした。
当時は安ホテルのスタッフでも、『ハロー』でも『ハーイ』でもなく、誰もが『グッモーニン』とイギリス風に挨拶し、屋台や市場ではほとんど北京語が通じなかったイギリス領の古きよき香港が懐かしいです。あれからもう17年ですか・・・
民主化を訴える人たちが、1日のデモ行進以降次々と拘束されているそうですね。
打ち上げても打ち上げても、泣いたような形になってしまうあの日の花火は、やはり香港の未来を暗示していたのでしょうか。

いまでは、大陸からの人が溢れ、マナーの悪さにいざこざが絶えない、と、香港人の知り合いも嘆きます。
ビジネスのメインは当然『ニーハオ』がとってかわり、また、香港籍を求めわざわざやってきて出産をする大陸女性の多さなども産科病院の数の問題から現地の妊婦さんや新婚さんの不安を生んでいるとか。
テレビ局に勤めるその知り合いによると、どのジャンルのマスコミももはや大陸中国人のスタッフ割合が大きくなっている、とのことです。
そういえば台湾のテレビ局でも似たようなことになっていると聞きました)

そうそう、昔、台湾のカラオケKTV(パブ的な要素もあり)に連れていってもらった時、台湾人の社長さんがいきなり唄ったのが、日本語の『あんときゃどしゃぶり』という歌でした。メロディーも歌詞も忘れましたが、あまりのインパクトにタイトルだけは鮮明に憶えています。

さきほど、間もなく台風も来そうだという予報がありました。季節を問わず、最近の雨の降り方は異常ですね。豪雨の時の水かさが増す速さは想像を超えているので本当に注意が必要です。

それにしても、現在の私にとっての『あんときゃどしゃぶり』はやはりブラジルでのコートジボワール戦でしょうか。あれ、絶対勝てる試合でしたよね。
敗戦後の雨はあまりに冷たくて、惨めな痛みで歩くのも辛かった。
まあ、いろんな意味で、一生忘れられない土砂降りメモリーのひとつとなってしまいました

ということで、いよいよベスト4が決まります。
日本戦は終わってしまいましたが、『ここからがこれぞワールドカップ』というエキサイティングな試合に酔いしれましょう。
ではでは、みなさまよい週末を!

PS
中国暴発。日本は国家存亡の危機を回避できるか?
http://youtu.be/ns-sXQ-Iey0

【浅野久美】祭りのあと

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From 浅野久美@チャンネル桜キャスター

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あらら、7月も後半・・・2014年もすでに半分以上終わってしまいましたね。

「今年こそ断捨離をして広く暮らそう!」
「ダイエット4キロで久々にプール!」
「たまに和服を着て『おお、いいね』などの評価を貰う」
「2年前から借りている落語のCDを返して友達に奢る」
「乱視の眼鏡を作って、目を細めて出来るおでこのシワをなくしたい」
「ネイルサロンデビューして、手の大きさを可愛い爪でごまかす」
「昨年『愛国?』に目覚めた会社経営の知人に、三橋さんの本をごそっと引き渡そう」・・・等々。
例によって年頭にいくつものto doリストを立てていたはずですが、今のところ、ネイルサロン以外はまだクリア出来ておりません。
ワールドカップも終わり、すっかり気が抜けてしまった祭りの後・・せめて実のある下半期としたいものです。

とはいえ、毎日午前2時~4時キックオフの試合を観ていた日々の後遺症か、昨日も今朝も一昨日も、たぶん明日の朝も、きっかり3時30分に目が醒めてしまう浅野です。そのままご近所のお掃除を始めれば、早くも立派なシニアモード。レレレのレ~(わかる人にはわかるはず)
・・ということで、梅雨も南から徐々に明け、本格的な夏も間近ですね。
みなさま、蒸し暑い中、今週もお仕事お疲れさまでした。

ちなみに、ネイルって、プロにケアしてもらうと見違えるほど丈夫になるんですね・・・私はここ数年、先が微妙に剥がれて二枚爪になりがちだったのですが、最近は
水仕事に泥仕事(草むしりとか)、缶ビールのプルトップ・・・どんなに指先を酷使しても全然平っちゃら。まるで生まれ変わったようでとても元気快適なのですよ。
やはり、舌も爪も一枚でなければいけませんね。

大抵は、舌を二枚持っているのが主に政治家だったりしますが(我が国の首相は何枚でしょう)、
しかし、政治家といえば、南米大会初のヨーロッパ優勝となった瞬間も、現地に駆けつけて立ち合い、自国選手とハグをして喜び合うメルケル首相と、出て来ると同時に、スタンドからの大ブーイングを浴びたブラジルのジルマルセフ大統領・・・
並ぶとふくよかな体型もなんとなく似ているし、どちらも女性元首として大いに注目を浴びた華やかなお二人・・・なのにあの極端な明暗たるや。
ましてや、選挙を控えて誰よりもブラジル優勝を祈っていたはずのジルマ大統領です。
歴史的な惨敗を喫した憎き相手国の首相が、観客席からでなく、堂々と表彰式のメインの場に並んでいるわけですから心の内はどんなものだったでしょうか。
一体どちらが開催国のリーダーかわからなくなるような、存在感の薄いジルマさんの陰影はあまりに対象的で切な過ぎました

そういえば、決勝でドイツに敗けたアルゼンチンも女性の大統領ですが、もしアルゼンチンが勝っていたとしても、フェルナンデス大統領なら、メルケルさんほど前面に出て、ドヤドヤアピールはしなかったのではないか、と想像してしまいます(試合そのものは体調不良でスタジアムには来なかったとのこと)。
それだけ、単なるお国柄や御本人のキャラでなく、国の現状や背景が大きく現れるのもこういった舞台なのかもしれませんね。
今回のワールドカップも、多くのドラマがありましたが、最後にして、ものすごいシリアスなラストシーンを目撃してしまった気分です。

ところで、優勝候補でありながら、早々とグループステージで敗退してしまったスペインやイタリア、ポルトガルなどは、現地での情報を得る限りでは、いつもの大会よりもサポーターの数は激減した、ということで、映像からもそれは明らかに伝わって来ました。
とりわけフットワークのよい若手サポーターは、毎大会、大挙して世界中の現地に賑々しく入り、サッカー大国らしく、派手な応援でスタジアムを席巻していたものですが、さすがに失業者が溢れている現状では、それどころではないのでしょうか。
先行き不安で暗鬱な国情の下、優勝候補の自国チームの活躍を共通の拠り所としていたであろうスペイン、イタリアの人々にとって、悪夢のようなグループリーグ敗退でどれほど国中の意気が沈んだかは、充分に想像出来ます。

サッカーまでもがドイツ一人勝ち、とも言われる結果になってしまいましたが、個人的には、なるべくシンプルにスポーツに興じたいので、普段は敢えて能書き的なことはあまり考えないようにしています。
が、しかし、熱狂と興奮とともに、素直にドイツ優勝を讃えていたものの、後日に問題となってしまった、選手たちの祝勝会における『差別的猿歩きダンス』?・・・あのデリカシーのないふざけ方で、
ワールドカップの金色の輝きが、ちょっと錆び付いてしまいました。

このジェスチャーのニュアンスや流れが正直よくわからないので何とも言えませんが、確かにとてつもなく下品な香りのするパフォーマンス。
わざわざ試合前に各国選手による『アンチ差別宣言』まで行われた今大会だっただけに、帰国してからの行動も厳しい目で見られて当然。
『南米人はこう歩く~、ゲルマン人はこう歩く~』などと、踊りに合わせて歌ったそうですが、歌っているクローゼ選手にしても、そもそもはたしかポーランド人ですよね。
ドイツチームのお仲間には、黒人のボアテング選手やトルコ移民系のエジル選手もいるのに、やはりドイツ人の本音はこんな調子なのかな。

ただ、間違いなく言えることは、選手たちも、冷静に見えながらも自信満々に強気で決勝を迎えたわけではなく、相手のアルゼンチンが怖くて畏ろしくて、
ましてや明らかなアウェイになること必至で相当緊張していたのでしょうね。
たぶん(想像ですが)、宿泊先などで、士気を高める時には、何かと内々であのような形で盛り上げていたのだと思います。『メッシなんか怖くないぞ』『俺たちの方が大きいぞ』という、
脅威を和らげる暗示。
ゲッツェ選手が交代する時に、レーヴ監督が『メッシよりすごいとこを見せてやれ』と、具体的に名前を出して鼓舞したそうですから、どれほど意識していたかわかります。
つまり、アルゼンチンという存在はそれほど偉大だった、ってことですな。
まあ、だからと言ってそのテンションを公に晒して、差別だのという問題を引き起こすのはスポーツ脳過ぎてダサいけど
現にドイツの評判が少し落ちて、相対的にアルゼンチンの勇姿の方がインパクトを残す大会になってしまった・・・

そういえば、『がっかり』とは少し違いますが、
あの、歓喜にむせぶ優勝決定の直後・・震天動地の名シーンになるはずだった、
美しい涙を流す選手たちの闘いを終えた姿・・・そこにいきなりそれぞれの恋人だかガールフレンドだかが一気にピッチに下りて来て、すかさずぶちゅぶちゅよれよれベタベタし始めましたよね・・・・
何なのアレ?
しかも何故か皆さん、揃えたようなピチピチのショートパンツ姿。
最初、チアガールとか、ミス・カーニバル的な軍団のお祝いサービスかと思いました。

おいおい、ワールドカップの最高のファイナルを飾り、ついさっきまで全世界を感動させた神聖なマラカナンのピッチサイドが、まるで場末のキャバクラみたいになってしまったじゃんか!!!!(怒)
と大きく舌打ちしたのは、私だけでしょうか。

子供さんが入るくらいなら普通に微笑ましいけど、彼女さんたちとは出来ればピッチの外で好きなだけ喜びを分かち合って欲しかった。
やっぱり、私はご近所のお掃除予備軍の古い人間なのかなぁ。

てなわけで、色々あった2014年ワールドカップブラジル大会。
次はロシアだ!
また4年後を楽しみに。

みなさま、よい週末を!

PS
中東有事でホルムズ海峡が封鎖されたら、
日本経済に何が起こるのか? 三橋貴明が無料音声で解説中
https://www.youtube.com/watch?v=KHNs1OBKsVc

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